CURATION
2020/03/22
不動産営業で「聞くこと」が大切な理由|希望を物件提案につなげる
不動産営業では、物件の特徴をうまく説明することに意識が向きがちです。でも、説明を始める前に、相手が何を求めているかを聞けているでしょうか。
たとえば、今着ている服を誰かに勧めるとします。素材や洗いやすさを伝えることはできます。ただ、相手がどんな場面で着たいのか、着心地に何を求めるのかを聞かないままでは、その説明が役立つか分かりません。不動産の提案も同じです。
物件の条件だけでなく、暮らし方を聞く
駅からの距離、間取り、設備、価格は重要な判断材料です。一方で、同じ条件の物件でも、家族構成、通勤、休日の過ごし方によって評価は変わります。物件の良さを先に語るより、条件の背景を確かめるほうが提案を絞れます。
- 今の住まいで困っていることは何か
- いつまでに、なぜ住み替えたいのか
- 優先したい条件と、譲れる条件は何か
- 購入・賃借後に想定している生活は何か
答えを急がせる必要はありません。まだ考えが固まっていない方には、選択肢を並べて一緒に整理します。「この物件を買えば人生が変わる」と決めつけず、確認できる事実と、暮らしの希望を分けて話すことが大切です。
聞いた内容を提案につなげる
たとえば「駅に近い物件がいい」という希望にも、通勤時間を短くしたい、夜道を短くしたい、車を使わずに暮らしたいなど、違う理由があります。理由が分かれば、駅徒歩の数字だけでなく、実際の経路や周辺環境も一緒に確認できます。
聞き取った内容は、候補を紹介するときにも戻って確認します。「先ほどのお話では、通勤より休日の過ごし方を優先したいとのことでした。この立地はどう感じますか」と尋ねれば、合わない点にも気づきやすくなります。
「聞くこと」は、売らないことではない
聞くだけで終わらず、物件の長所と気になる点を示し、必要な調査や次の手順を説明するのが仲介の仕事です。お客様の希望に合わないなら、その理由も伝えます。無理に契約へ進めるより、判断に必要な材料を揃えることが信頼につながります。
知り合いへの営業に抵抗がある方は、知り合いに営業することへの考え方も参考にしてください。売り込み方ではなく、相談される関係のつくり方を扱っています。
福岡・北九州で不動産営業を考える方へ
街の名前だけでは、暮らしやすさは判断できません。お客様がどこを歩き、何に困り、何を大切にしたいかを聞いたうえで、実際の物件や周辺を一緒に確認する。その積み重ねが、提案の精度を高めます。
Revoで不動産エージェントとして活動することに興味がある方は、エージェント採用LINEからお問い合わせください。働き方を詳しく聞きたい段階でもご相談いただけます。
