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BLOG 不動産研修 基礎・営業 安川 亮介

2025/02/05

不動産エージェント自己点検チェックシート|営業・集客・実務を総点検

不動産エージェントとして活動していると、「今の自分に何が足りないのか」が分からなくなることがあります。

営業だけできればいいわけでもないし、不動産の知識だけあればいいわけでもありません。集客、顧客管理、実務、自己管理、SNS、人との付き合い方まで、実際にはいろんなものが必要になります。

そこで、Revoでエージェントを見る中で「ここは確認しておいた方がいい」と思う項目をチェックシートにまとめました。

資料版はこちらから確認できます。

不動産エージェントチェックシートを見る

全部できていなければダメという話ではありません。

一つずつ確認して、できていないところが見つかったら、そこから直していけばいいです。

チェックシートの使い方

各項目について、「今の自分はできているか」を確認してください。

チェックした数をカテゴリーごとに記録し、できている項目については「具体的に何をやっているのか」まで書き出してみると、自分の強みと課題がかなり見えやすくなります。

また、このチェックシートにない項目でも「これは必要だ」と思ったものがあれば追加してください。

万能なチェックシートを作ることが目的ではありません。

自分の現在地を確認するための道具として使ってください。

目標設定・行動

□ 自分が実現したい仕事・お金・人生について、具体的な目標を持っている

□ 「何のために不動産エージェントをやるのか」を自分なりに説明できる

□ 年間・月間の売上や契約件数など、具体的な目標を設定している

□ 月間目標だけでなく、日・週単位の行動まで落とし込んでいる

□ 目標達成のために、やらなくていいことを減らし、重要なことへ時間を使っている

顧客開拓

□ 親戚・友人・元同僚など、身近な人に自分が不動産エージェントとして活動していることを伝えている

□ コミュニティや交流の場に参加し、人と会う機会を増やしている

□ LINEや電話などを使い、顧客やビジネスパートナーと継続的に連絡を取っている

□ 「不動産で困っている人がいたら紹介してください」と、自分から伝えている

□ 名刺やプロフィールなど、自分が何者なのかを伝えられるツールを用意している

紹介営業については、ただ待っていてもなかなか増えません。

以前の記事でも書きましたが、「紹介が欲しいなら紹介してほしいと伝える」というところから始まります。不動産エージェントの集客についての記事も、顧客開拓を見直す際の参考にしてください。

顧客管理

□ 顧客情報を整理し、必要なときに確認できる状態にしている

□ 一度会って終わりではなく、適切な頻度で連絡を取っている

□ 物件情報や不動産ニュースなど、相手にとって役立つ情報を提供している

□ 問い合わせや要望に対して、できるだけ早く丁寧に対応している

□ 単発の契約だけではなく、長く相談してもらえる関係を作ろうとしている

不動産は、今日会った人が今日家を買うとは限りません。

半年後かもしれないし、数年後かもしれない。

だから顧客管理は、単なる名簿管理ではなく、忘れられないための仕組みづくりだと思っています。

自己成長

□ Revoの研修、外部セミナー、読書などを使い、継続して勉強している

□ 営業トークや提案資料を、そのまま使い続けずブラッシュアップしている

□ 成果を出しているエージェントの行動を見て、自分のやり方を改善している

□ 不動産市場や経済、金利、制度変更などの情報を確認している

□ AIやITツールを使い、業務を効率化している

勉強すること自体が目的ではありません。

覚えたことを営業や実務で使って、初めて意味があります。

シェアの文化

□ 自分が持っている情報を周りのエージェントへ共有している

□ 成功したことだけでなく、失敗したことも共有している

□ 同じ会社のメンバーだけでなく、他業者・他業種とも情報交換している

□ 自分ですべてやろうとせず、必要に応じて人の力を借りている

僕は「自分一人で全部できること」が優秀だとは思っていません。

自分より詳しい人がいるなら、その人に力を借りればいい。

その方がお客様にいいサービスを出せるなら、それでいいと思っています。

独立性と自己管理

□ 自分が仕事をする理由を理解し、自分なりの営業スタイルを作ろうとしている

□ 時間管理、顧客管理、事務作業などを整理し、生産性を高めている

□ 自由だからといって怠けず、自分で仕事量を管理している

□ 睡眠・食事・体調管理を意識し、仕事で安定したパフォーマンスを出せる状態を作っている

不動産エージェントは自由度が高い働き方です。

だからこそ、「今日は誰にも何も言われないから仕事しない」が続けば普通に売上はなくなります。

自分で決めたことを、自分でやる。

ここはかなり大事です。

不動産実務・全般

□ 自分が活動する地域の相場、物件情報、市場動向を継続して確認している

□ お客様の状況や希望を聞き、適切なヒアリングができる

□ 宅建士資格の取得を重要な目標として考え、未取得の場合は学習を継続している

□ 不動産業界全体を理解し、宅建業者や関連業者と良好な関係を作っている

□ 法律・税金について基礎知識を持ち、専門的な判断が必要な場合は税理士・司法書士・弁護士など適切な専門家へつないでいる

□ 商談前に資料や話す内容を整理し、「今回何を決めるのか」を考えてからお客様と会っている

宅建士資格について補足すると、不動産営業をする人全員に宅建士資格が法律上必須という意味ではありません。

ただ、僕は不動産エージェントとして長く仕事をするなら、取っておいた方がいい資格だと思っています。

不動産実務・売却

□ 不動産査定の基本を理解し、査定価格の根拠を説明できる

□ 媒介契約の種類やルールを理解し、お客様へ分かりやすく説明できる

□ 売主から大切な資産を預かっているという意識を持ち、適切な販売活動を行っている

□ 必要な物件調査を行い、宅建士や社内スタッフと連携して契約手続きを進められる

売却査定では、「高い金額を言えば媒介が取れる」という話ではありません。

なぜその金額なのかを、お客様に説明できることが大事です。

不動産実務・購入

□ 住宅購入に必要な資金計画や住宅ローンについて基礎知識を持っている

□ お客様の希望だけでなく、家族構成、将来計画、予算などをヒアリングしたうえで物件を提案している

□ 建築、リフォーム、住宅ローン、登記について基礎知識を持ち、必要に応じて専門家へつなげられる

物件を何十件出すことが提案ではありません。

そのお客様に何が合うのかを考え、その理由まで説明できることが大事です。

不動産実務・賃貸

□ 入居審査の基本を理解し、管理会社による違いも把握している

□ 初期費用の見積書を正確に作り、各項目を説明できる

□ お客様に合う物件を提案し、スピード感を持って対応している

□ 引渡しまでに必要な室内確認や手続きを把握している

□ 賃貸借契約について基礎知識を持ち、専門的な判断が必要な場合は会社・宅建士などへ確認している

賃貸は物件が動くスピードも速いので、知識だけではなく対応速度も大事です。

ただし、急ぐことと雑にやることは別です。

法律・倫理

□ 宅地建物取引業法、個人情報保護など、自分の仕事に関係するルールを意識している

□ 売上だけを優先せず、コンプライアンスを守っている

□ お客様にとって不利益になることも含め、必要なことを正直に説明している

不動産は金額が大きい仕事です。

「売れればいい」「契約になればいい」で進めると、あとで大きなトラブルになります。

分からないことを分かったふりをしないことも大事です。

態度・姿勢

□ うまくいかないときも、すぐ人や環境のせいにせず改善方法を考えている

□ 気分やモチベーションだけで仕事量が大きく変わらない

□ 周囲への感謝や敬意を忘れず、誠実に接している

□ 小さな約束でも守り、目先の利益より長期的な信用を大事にしている

□ 自分が不動産エージェントとして見られていることを意識して行動している

僕は紹介営業の研修でもよく言いますが、紹介が出ないときに、

「周りにいい人がいない」

で終わらせるのではなく、

「自分は紹介したいと思われる人間なのか?」

と自分に矢印を向けることは大事です。

身だしなみ・印象

□ 清潔感のある服装や髪型を意識している

□ 挨拶や表情を含め、相手が話しやすい雰囲気を作っている

□ LINEやメールを送る前に、誤字脱字や内容を確認している

文章が長すぎたり、何を伝えたいのか分からなかったりするだけで、仕事が雑に見えることもあります。

高いスーツを着ろという話ではありません。

相手に不快感を与えないことです。

自己ブランディング・SNS

□ SNSやインターネットを使い、自分の活動を継続して発信している

□ 名前・顔・不動産エージェントであること・活動地域・得意分野などが分かる自己紹介を作っている

□ 日々の活動、契約、勉強、資格取得など、自分が何をしているのかを発信している

□ 「自分が何者なのか」をできるだけ多くの人に知ってもらうことを意識している

僕は不動産エージェントを、漫才師や政治家と似ていると思うことがあります。

漫才師も政治家も、まず顔と名前を覚えてもらわないと始まりません。

不動産エージェントも同じです。

「この人は不動産の仕事をしている」と思い出してもらえなければ、不動産で困ったときに連絡は来ません。

合計点より「何が足りないか」を見る

最後に合計チェック数を出してみてください。

ただ、70個チェックが付いているから成功する、30個だから失敗する、という話ではありません。

大事なのは、

「自分のどこが弱いのかが分かること」

です。

集客が弱いなら顧客開拓を見直す。

仕事は来ているけど契約がうまく進まないなら実務を見直す。

契約はできるけど紹介が出ないなら顧客管理や態度を見直す。

知識はあるのに行動できていないなら、目標設定や自己管理を見直す。

そんな使い方をしてください。

基本ができていないうちから「自分らしい営業スタイル」を探しても、ただ基本をやっていないだけになることがあります。

まず基本をやる。

そのうえで、自分に合わない部分を変えていけばいいです。

仕事でつまずいたときや、3か月、半年など節目のタイミングで、またこのチェックシートを見直してみてください。

Revoでは、不動産エージェント・不動産営業マン向けに実務研修を無料で発信しています。

今回のチェックシートで「ここが弱い」と感じた分野を具体的に勉強したい方は、オープンチャット「不動産エージェント研修(Revo)」をご覧ください。

不動産エージェントにご興味ある方はこちらから説明会を予約

     
   

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