CURATION
2025/03/24
不動産エージェントとして独立して大丈夫?失敗しないための3つのチェックポイント
こんにちは。Revo代表の安川亮介です。
不動産エージェントの説明会や相談で、かなりよく聞かれます。
「自分は本当に独立して大丈夫でしょうか?」
「不動産経験も中途半端だし、やっていけるか不安です」
この不安は普通だと思います。
むしろ、何も考えずに、
「とりあえず独立します」
の方が僕はちょっと怖いです。
不動産エージェントとして独立するときに、僕が見ているポイントは大きく3つあります。
不動産実務、営業力、資金。
今日はこの3つについて書きます。
① 不動産の実務経験はどこまで必要か
まず一番聞かれるのが、
「不動産業界未経験でもできますか?」
という質問です。
結論から言えば、未経験でもスタートできます。
ただし、
未経験でも大丈夫=何も知らなくていい
ではありません。
当然ですが、不動産仲介の経験がある人の方がスタートは早いです。
売買仲介の経験がある人
かなり有利です。
査定。
媒介。
物件調査。
重要事項説明。
契約。
ローン。
決済。
このあたりの流れを理解していれば、独立後も案件を進めやすいです。
賃貸仲介の経験がある人
これも強いです。
特に、
- お客様対応
- ヒアリング
- 内見
- 管理会社とのやり取り
- 契約
- 追客
など、営業の基本はかなり身についています。
売買とは単価も実務も違いますが、賃貸営業で身につけた接客力はかなり使えます。
売買と賃貸の両方を経験している人
当然ですが、対応できる範囲は広くなります。
ただ、僕は、
両方できないと独立できない
とは思っていません。
どちらかに強みがあれば、そこから広げていけばいいです。
ハウスメーカーや管理業の経験はどうか
不動産業界にいたとしても、
ハウスメーカー。
管理会社。
投資用不動産会社。
など、仲介とは違う仕事をしていた人もいます。
こういう人は、業界経験自体は強みです。
ただし、
仲介実務は別物
だと思っておいた方がいいです。
お客様を見つける。
物件を探す。
条件を交渉する。
契約をまとめる。
他社と調整する。
決済まで持っていく。
ここは実際に案件を経験しながら覚える必要があります。
投資用不動産の営業経験者について
これは僕自身の経験にも近いですが、投資用不動産の営業をしていた人は、営業力がかなり高い人もいます。
電話営業。
アポ取り。
クロージング。
数字への意識。
ここは強いです。
一方で、一般の売買仲介や賃貸仲介で必要になる実務知識とは違う部分もあります。
なので、
営業力はある。でも仲介実務は学び直す。
この感覚で入った方がいいと思います。
② 営業力より大事なのは「自分で仕事をつくれるか」
不動産エージェントとして独立すると、会社員時代とはかなり変わります。
会社が広告を出してくれる。
反響を配ってくれる。
上司が案件を振ってくれる。
毎月リストが渡される。
そういう環境ではなくなります。
だから大事なのは、
自分で仕事をつくれるか
です。
独立後に強い人
僕が見ていて強いのは、
- 紹介営業ができる
- 人との関係を切らない
- SNSなどで自分の仕事を発信できる
- 自分からお客様を探せる
- 数字を自分で管理できる
- 誰かに言われなくても動ける
こういう人です。
逆に、
会社から反響が来るのを待つ営業しかしていなかった人
は、最初に苦戦することがあります。
営業成績が高かったとしても、
「その売上は誰がつくったものなのか」
を考えた方がいいです。
会社の広告。
会社のブランド。
会社から渡された見込み客。
それがなくなったときにも、自分で仕事をつくれるか。
ここは独立前にかなり見た方がいいです。
トップセールスだったから独立できるとは限らない
これもよくあります。
会社員時代にトップセールスだった。
だから独立しても絶対大丈夫。
とは限りません。
会社員として営業するのと、自分で事業をやるのは別です。
営業だけではなく、
- 集客
- 顧客管理
- スケジュール管理
- 経費管理
- 学習
- 案件管理
全部、自分で考える必要があります。
だから僕は、営業力だけではなく、
経営者として自分を管理できるか
も見ています。
③ 一番大事なのは、生活資金
僕は、ここが一番大事だと思っています。
どれだけ営業力があっても、
どれだけやる気があっても、
手元のお金がなくなったら続けられません。
不動産エージェントは固定給ではありません。
売上がゼロなら、報酬もゼロです。
だから、
「今いくら貯金がありますか?」
だけではなく、
今の生活費なら、何か月収入がなくても生活できるのか
を見た方がいいです。
必要な資金は人によって全然違う
たとえば、
独身。
実家暮らし。
固定費が少ない。
この人と、
家族がいる。
住宅ローンがある。
車のローンがある。
子どもの教育費がある。
この人では、必要なお金は全然違います。
だから、
「300万円あれば大丈夫」
とは僕は言えません。
見るべきなのは、
- 毎月の生活費
- 住宅費
- ローン返済
- 家族の生活費
- 保険
- 独立後に必要な経費
- 手元資金
です。
これを一回全部出した方がいいです。
独立直後に焦ると、営業にも出る
お金がなくなってくると、人は焦ります。
すると営業にも出ます。
本当は売らなくていい物件を売ろうとする。
お客様に急いで決めてもらおうとする。
目先の仲介手数料ばかり見る。
紹介につながる長期的な関係より、今月の売上を優先する。
これでは、いい営業ができません。
だから独立前の資金準備は、お金の問題だけではなく営業の質にも関係します。
僕はここをかなり大事にしています。
3つ全部完璧じゃなくてもいい
ここまで読むと、
「不動産経験も営業力も資金も全部必要なの?」
と思うかもしれません。
別に全部100点じゃなくていいです。
たとえば、
不動産経験がなくても、営業力と資金に余裕がある人。
営業経験は普通でも、賃貸実務をかなり経験している人。
資金はそこまで多くないけど、すでに紹介客がある人。
人によって強みは違います。
大事なのは、
自分に何が足りないかを分かった上で始めることです。
不動産経験が足りないなら学ぶ。
集客力が足りないなら、独立前から人脈をつくる。
資金が足りないなら、もう少し貯める。
準備すればいいんです。
宅建は必要か
これもよく聞かれます。
不動産エージェントとしてスタートするだけなら、宅建士資格がなくても可能です。
ただし、宅建士でなければできない業務があります。
代表的なのが重要事項説明です。
だから、
宅建がないから独立できない
ではありませんが、長く不動産業をやるなら取得した方がいいと僕は思っています。
資格があるだけで仕事が取れるわけではありません。
でも、自分で対応できる範囲は広がります。
独立前に僕ならこの3つを確認する
最後にまとめます。
不動産エージェントとして独立を考えているなら、僕ならこの3つを確認します。
1. 不動産実務
自分はどこまで一人で案件を進められるのか。
2. 営業・集客
会社から反響をもらわなくても、自分で仕事をつくれるのか。
3. 資金
売上が安定するまで、自分と家族の生活を維持できるのか。
この3つです。
独立は、勢いだけでするものではありません。
でも、全部完璧になるまで待つ必要もありません。
足りないものを分かった上で、どう補うかを考えてスタートすればいい。
それが一番現実的だと思っています。
最後に
「独立したいけど、自分が今やって大丈夫か分からない」
という相談はかなり多いです。
僕は、
「絶対大丈夫ですよ」
とも、
「まだやめた方がいいですよ」
とも、状況を見ずには言えません。
経験も違う。
生活費も違う。
家族構成も違う。
営業スタイルも違う。
だから、一人ずつ見た方がいいです。
Revoの不動産エージェントに興味がある方は、エージェント採用LINEからお気軽にご相談ください。
「今の自分の状態で独立できそうか」
「あと何を準備した方がいいか」
「不動産経験が少なくてもできるか」
といった相談でも大丈夫です。
