CURATION
2024/05/12
不動産エージェント会社を選ぶポイントは?所属前に確認したい4つのこと
最近、不動産エージェントという働き方を選べる会社が増えてきました。一方で、会社によって報酬、費用、研修、サポート、実際にエージェントがどこまで仕事をするのかはかなり違います。
面談をしていても、「他のエージェント会社の説明も聞いています」という方が増えました。比較すること自体はいいことだと思っています。ただ、報酬率だけを見て決めるのではなく、実際にそこで不動産エージェントとして仕事ができる環境なのかは、所属前にしっかり確認した方がいいです。
そもそも不動産エージェントとは?
僕が考える不動産エージェントは、単にお客様を不動産会社へ紹介する人ではありません。お客様の希望をヒアリングし、物件を提案し、案内し、申込みや融資、契約準備、決済、引渡しまで、不動産取引の実務に関わっていく仕事です。
売却であれば、査定、媒介、販売活動、内覧、条件交渉などもあります。会社によって役割分担は違いますが、少なくとも「自分がどこまで実務を担当するのか」は、会社を選ぶうえで確認しておいた方がいいと思います。
不動産エージェントとして働く方法は大きく2つ
1.宅建業者に所属してエージェントとして活動する
一つは、Revoのような宅建業者に所属し、その会社の仕組みを利用しながら不動産エージェントとして活動する方法です。
会社によって違いますが、オフィス、システム、研修、契約実務のサポート、ポータルサイト、集客支援などを利用できる場合があります。自分で宅建業免許を取得して会社を立ち上げるより、スタート時の負担を抑えやすいのも特徴です。
宅地建物取引士の資格を持っていなくても担当できる業務はありますが、重要事項説明など宅地建物取引士でなければ行えない業務もあります。
2.自分で宅建業者として独立する
もう一つは、自分で会社や事務所をつくり、宅建業免許を取得して独立する方法です。
この場合は自由度が高い一方で、宅建業免許、事務所、専任の宅地建物取引士、営業保証金または保証協会への加入など、宅建業者として必要な準備があります。福岡県でも、事務所の使用権限、専任宅建士、営業保証金等の手続きが免許・営業開始に関係することが案内されています。
さらに、システム、広告、ホームページ、集客、契約書類、経理なども自分たちで用意していくことになります。
不動産エージェント会社を選ぶときに確認したい4つのポイント
1.エージェントを中心に考えた会社なのか
僕なら最初に見るのは、その会社が本当にエージェントの活動を中心に仕組みをつくっているのかです。
不動産会社の中には、通常の社員営業と業務委託型のエージェントが同じ会社で活動しているケースもあります。それ自体が悪いわけではありません。ただ、その場合は、エージェントがどのサービスを使えるのか、案件や反響の扱いはどうなるのか、契約実務は誰が担当するのかを確認した方がいいです。
「所属できます」「名刺を作れます」だけではなく、実際にエージェントが仕事をするための仕組みがどこまであるのかを見ることが大切です。
2.実際に活動しているエージェントの顔が見えるか
僕はこれもかなり大事だと思っています。
ホームページやSNSを見たときに、実際にどんなエージェントが所属していて、どんな活動をしているのか。未経験から始めた人、経験者、売買をしている人、賃貸をしている人など、実際の活動が見える会社なのかを確認してみてください。
登録人数だけでは分かりません。所属している人が、本当に不動産エージェントとして仕事をしているのかを見る方が参考になります。
3.自分が活動するエリアで、本当に仕事ができる環境なのか
オンラインで仕事ができる部分は以前より増えています。ただ、不動産は土地や建物という現物を扱う仕事です。
物件案内、現地確認、物件調査、契約や決済など、実際にその地域で動く必要がある仕事もあります。だから「全国どこでもできます」という言葉だけではなく、自分が活動したい地域で、実務上どんなサポートを受けられるのかまで確認した方がいいです。
遠方でも問題なく活動できる仕組みが整っている会社もあると思います。大事なのは、広告の言葉ではなく、実際の業務フローを聞いて判断することです。
4.所属前に、働き方・費用・報酬について十分な説明があるか
ここは僕がかなり大事にしているところです。
報酬率はいくらなのか。毎月何に費用がかかるのか。集客はどうするのか。契約実務は誰が担当するのか。研修はあるのか。会社のシステムをどこまで使えるのか。
このあたりを曖昧なまま所属すると、「思っていた働き方と違った」ということになりかねません。
説明会が30分だから悪い、90分だからいい、という単純な話ではありません。ただ、自分がこれから仕事をする環境について、納得できるまで質問できるかは確認した方がいいと思います。
会社を比較するときに聞いておきたいこと
- 報酬と毎月かかる費用
- 自分が担当する業務範囲
- 集客・反響の仕組み
- 研修と実務サポート
- 契約書や所属ルール
Revoでは所属を急がせていません
Revoでは、不動産エージェントになることは単なる転職ではなく、その人の人生が変わるタイミングだと考えています。
だから面談では、Revoの説明だけをするのではなく、これまでどんな仕事をしてきたのか、これからどうなりたいのかも聞きます。そのうえで、独立・自営という働き方が本当にその人に合っているのかを一緒に考えます。
契約についても、契約書を一緒に読み合わせ、その場で署名してもらうことはしていません。一度持ち帰って内容を確認してもらい、納得できてから後日契約します。
今すぐ始められないのであれば、1年後でも5年後でも構いません。その間に研修へ参加しながら準備してもらうこともできます。
会社を選ぶ前に、実際に話を聞いてみる
不動産エージェント会社は、報酬率だけ見ても違いは分かりません。実際にどんな人が働いているのか、どこまで実務をするのか、どんなサポートがあるのか、自分がそこで活動している姿をイメージできるかまで見て選んだ方がいいと思います。
Revoだけを見て決める必要もありません。他社の説明も聞いて、比べたうえで、自分が納得できる会社を選んでください。
