CURATION
2024/08/05
契約して終わりでは紹介は生まれない。不動産営業で成約後に僕がやっていること
不動産営業で紹介を増やしたいという話をすると、「紹介してくださいと言えばいいんですか?」と聞かれることがあります。
もちろん最後には紹介をお願いします。ただ、いきなり「誰か紹介してください」と言っても、なかなか紹介は出ません。
僕が大事にしているのは、契約までのお客様との関係を振り返ってもらったうえで、なぜ自分がこの仕事をしているのかを伝え、そのあとに紹介をお願いすることです。
まずは「この不動産を買ってよかった」と肯定する
契約や引渡しが終わったら、まず僕は購入していただいたことを肯定します。
例えば、
「この度はご契約いただき、本当にありがとうございます。僕も、この不動産を購入してもらって本当によかったと思っています」
というところから入ります。
一緒に物件を探している間には、いろいろなことがあったはずです。
「あの物件を見に行った時、すごく楽しそうでしたよね」
「あの時はこんな話をしましたよね」
というように、そのお客様と実際にあった出来事を話します。
これは営業トークをするために作る話ではありません。実際に一緒に動いてきたからこそ話せる内容です。
紹介で来てくれたお客様なら、紹介者の話をする
もともと誰かの紹介で来ていただいたお客様であれば、紹介者にも報告します。
「○○さんにも無事に決まったことを報告したら、すごく喜んでいましたよ」
と伝えます。
紹介で仕事をしていると、「紹介した人」「紹介された人」「僕」という3人の関係になります。
紹介者からすると、自分が紹介した人が喜んでくれたら嬉しい。紹介されたお客様も、「○○さんから紹介してもらってよかった」と思ってくれる。
この状態をちゃんと作ることが大事だと思っています。
自分の仕事ぶりを聞く
その次に、僕ならこう聞きます。
「ところで、○か月くらい一緒にお手伝いさせてもらいましたけど、僕の仕事ぶりってどうでした?」
これ、結構大事です。
自分では一生懸命やったつもりでも、お客様がどう感じたかは聞かないと分かりません。
そこで、
「よかったですよ」
「いろいろ動いてもらって助かりました」
と言ってもらえたら、
「そう言ってもらえて、本当に嬉しいです」
と普通に返せばいい。
紹介依頼のためだけではなく、自分の仕事を振り返る意味でも聞いた方がいいと思っています。
なぜ僕が不動産エージェントとして働いているのかを話す
ここから少し長い話をします。
僕なら、
「ちょっと長くなるんですけど、なんで僕が普通の会社員として営業するんじゃなくて、Revoで不動産エージェントとして仕事をしているか話してもいいですか?」
と聞きます。
契約がゴールではなく、ここからがスタート
不動産って、一生の中で何度も関わります。
高校を卒業して一人暮らしをする。パートナーができて広い部屋へ引っ越す。結婚して家を買う。子どもが進学して部屋を借りる。年齢を重ねて戸建てを売ってマンションへ住み替える。
賃貸、購入、売却、投資、相続など、その人の人生によって不動産の相談内容は変わります。
だから僕は、今回の契約だけで終わる仕事をしたくありません。
今回の契約がゴールではなく、ここからがスタートだと思っています。
また何か不動産で困った時に、「安川に聞こう」と思ってもらえる関係を作りたいんです。
会社の看板ではなく、自分自身で仕事をする
Revoのエージェントは、それぞれが自分で考えて仕事をしています。
会社から言われたことだけをやるのではなく、自分のお客様にどうしたら喜んでもらえるのかを考える。
僕はそこが、この働き方の面白いところだと思っています。
結局、お客様が付き合うのは会社名だけではなく、目の前にいる担当者です。
だから自分自身が看板にならないといけない。
一人ですべて解決しようとしない
不動産の相談って、本当に幅が広いです。
売買、賃貸、投資、店舗、リフォーム、税金、保険、相続。全部を一人で完璧にできる人なんていません。
だから、分からないことを無理に自分一人で解決しようとせず、詳しい人の力を借りる。
Revoにはそれぞれ得意分野の違うエージェントがいるので、必要なら他の人にも力を借ります。
僕が全部できることよりも、お客様の問題をちゃんと解決できることの方が大事です。
ここまで話してから紹介をお願いする
ここまで話したあとに、初めて紹介をお願いします。
「もし○○さんの周りに、同じように不動産のことで困っている人がいたら、ぜひ紹介してください」
これだけでもいいですが、僕はもう少し具体的に聞くことがあります。
「○○さんと同じように、家を探している30代の方って周りにいません?」
「職場で最近家を買おうとしている人いません?」
紹介依頼は、漠然と聞くよりターゲットを具体的にした方が思い出してもらいやすいです。
場合によっては、
「誰か思い浮かびます?」
とその場で聞きます。
名前が出てきて、関係性もよさそうなら、
「じゃあ今LINEしてもらっていいですか?」
くらいまで言うこともあります。
もちろん、これは相手との関係性を見ながらです。全員に同じように押す話ではありません。
「紹介してください」で終わらせない
紹介営業で大事なのは、紹介をお願いすることだけではありません。
契約後もSNSでつながったり、一緒に写真を撮ったり、イベントへ誘ったりします。
「ここからがスタートなので、これからもつながっていてください」
という感覚です。
写真をSNSに載せる場合は、撮影していいかだけではなく、掲載していいかも確認します。顔出しが難しい場合は、顔を隠すなどの対応もできます。
また、相手が自営業者や営業職なら、
「○○さんはどういうお客様を紹介してもらえたら嬉しいんですか?」
と逆に聞くこともあります。
僕だけが紹介してもらうのではなく、僕からも誰かを紹介できるかもしれません。
その方が関係として自然だと思っています。
紹介が生まれるのは、契約までにちゃんと仕事をした結果
紹介営業というと、「紹介依頼のトーク」を覚えようとする人がいます。
でも、どれだけ紹介トークが上手くても、それまでの仕事が悪かったら紹介なんて出ません。
最初に、
「僕の仕事ぶり、どうでした?」
と聞けるくらいの仕事をしておくことが先です。
そして、自分がなぜこの仕事をしているのかをちゃんと伝える。
そのうえで、
「同じように困っている人がいたら紹介してください」
とお願いする。
僕はこの順番を大事にしています。
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