CURATION
2024/11/21
不動産エージェント石田涼伽に1日密着。TikTok4アカウント運用と賃貸営業のリアル【前編】
今回は、Revo所属の不動産エージェント・石田涼伽さんの1日に密着しました。
普段どんな時間から動いているのか。どうやってSNSからお客様を集めているのか。不動産エージェントになって実際どうだったのか。
撮影当時、TikTokを中心に4つのSNSアカウントを運用しながら、賃貸営業をメインに活動していた石田さん。華やかに見える一方で、「売上ゼロの月もあった」「彼女にお金を借りた」というかなりリアルな話も出てきました。
普段は朝4時〜4時半起き
この日の集合は朝9時半。
僕としては十分早いと思ったんですが、石田さんからすると「今日は遅い方」だそうです。
普段は4時〜4時半くらいに起きて、まずラジオ体操。その後にTikTokやSNSを見て、今どういう動画が流行っているのかをチェックしています。
「最近どういう動画が伸びているのか」「どういうサムネイルが使われているのか」を見て、自分の投稿に使えそうなものを探しているそうです。
不動産営業というより、朝からマーケターみたいなことをやっています。
飯塚出身。最初の会社は半年で辞めた
石田涼伽さんは福岡県飯塚市出身。
撮影当時26歳で、Revoの中では最年少のエージェントでした。
学校を卒業して最初に入ったのは、お父さんの知り合いがやっていた重機関係のリース会社。
ただ、半年ほどで辞めています。
理由を聞くと、
「仕事そのものというより、日本的な働き方が自分には合わないと思った」
とのこと。
時間に対して給料をもらうより、成果に応じて評価される働き方の方が自分には合っていると感じたそうです。
その後は中洲でホストに
最初の会社を辞めた後は、中洲でホストとして働きました。
もともとお酒を飲むのも、人と話すのも好きだったそうです。
「自分でお金を払って飲みに行くより、お金をもらって飲んだ方がよくない?」
という、なかなか石田さんらしい理由でした(笑)。
ただ、仕事として毎日お酒を飲む生活は体にもかなり負担があったそうです。
コロナ禍でお店が休業したこともあり、そのタイミングで今後の人生を考えるようになりました。
「コロナが来てなかったら、今でもホストやってると思います」
と本人は普通に言っていました(笑)。
24歳で不動産業界へ
不動産業界に入ったのは24歳頃。
中洲で働いていた時の知り合いを通じて、不動産会社を紹介してもらったのがきっかけでした。
そこで約1年半、主に賃貸営業を経験します。
この会社で始めたのが、TikTokを使った物件紹介です。
石田さん自身が動画に出演し、物件を紹介する。その動画から問い合わせが入り、案内につなげる。
今のSNS営業のベースは、この時にできました。
「もっと学びたい」と思ってRevoへ
前職では賃貸営業をしていましたが、周囲に賃貸を専門的に教えてくれる人が少なかったそうです。
「ここにいても、これ以上学べないかもしれない」
と感じるようになり、次の環境を探し始めました。
売買会社へ行くか、別の賃貸会社でスキルを上げるか。
そんな時、共通の知人を通じて僕を紹介してもらい、Revoという選択肢を知りました。
Revoのエージェントは、会社員として雇用される働き方ではなく、独立自営という考え方で活動します。
最終的に石田さんは、その働き方を選びました。
エージェントになって「売上ゼロの月」もあった
自由な働き方と聞くと、いいところばかりに見えるかもしれません。
でも石田さんに、
「実際、悪かったことある?」
と聞いたら即答でした。
「売上ゼロです」
Revoに入ってから、売上がゼロだった月が一度あったそうです。
その時は本当にお金がなくなって、彼女に借りたこともある。
かなりリアルです。
固定給がないので、仕事をしなければ収入もありません。
「今日は気分が乗らないから休もう」
を続けていたら、そのまま自分に返ってきます。
一方で石田さんは、
「働く時間は以前より増えたけど、働いている感じはあまりしない」
とも話していました。
仕事とプライベートの境目が以前ほどなくなり、自分で予定を決められるようになったからだそうです。
彼女の休みに合わせて撮影する
石田さんのSNS撮影を手伝っているのが彼女です。
土日のどちらか、彼女の休みに合わせて撮影へ行くこともあります。
不動産会社の賃貸営業として勤めていると、土日が仕事になりやすく、パートナーと休みを合わせづらいことがあります。
今は自分でスケジュールを組めるので、旅行にも行きやすくなったそうです。
売上ゼロの時にお金を借り、SNS撮影まで手伝ってもらう。
「かなり支えてもらってるね」
と聞いたら、
「そうですね」
と普通に答えていました(笑)。
SNSと紹介、反響は当時ほぼ半々
石田さんの営業で特徴的なのが、SNSと紹介の両方を使っていることです。
撮影当時の感覚では、SNS経由と紹介経由の割合はおよそ半々。
友達、先輩、後輩、以前働いていた職場の人などからも、引っ越しの相談が来ます。
SNSを発信し続けることで、
「石田が不動産やってる」
と周りに認識してもらえる。
さらに成約したお客様との写真をSNSに載せ、その投稿を見た別の人から紹介につながることもあります。
SNSだけで集客するというより、SNSが紹介営業を後押ししているのが石田さんの強みです。
TikTokアカウントを4つ運用
撮影当時、石田さんは4つのTikTokアカウントを運用していました。
内容は大きく、
- 福岡市全体の賃貸
- 10万円以上の高級賃貸
- 地元・筑豊エリアの賃貸
- 売買・購入向け
というように分けています。
一つのアカウントで全部発信するのではなく、「誰に見てほしいか」でアカウントそのものを分けています。
SNS運用で一番大変なのは撮影ではなく編集だそうです。
撮影自体は慣れれば1物件数分。ただ、それを見やすい動画にして、テロップや音声を入れる作業は自分でやっています。
「不動産が本業じゃなくて、TikTokが本業みたいになってるね」
という話にもなりました(笑)。
撮影は「一筆書き」を意識する
実際の撮影にも同行しました。
石田さんの動画は、単純に部屋をぐるっと撮っているわけではありません。
入口から入って、収納、水回り、リビングへ移動する時に、カメラが同じ場所を行ったり来たりしないようにしています。
本人曰く、
「一筆書きみたいな感じ」
だそうです。
その部屋で一番見せたいものがキッチンなら、キッチンが自然に目に入る流れを作る。
収納が特徴なら収納を見せる。
数秒の動画でも、かなり考えて撮っています。
初めて売買仲介も経験
石田さんはもともと賃貸が中心でしたが、撮影当時、初めて区分マンションの売買仲介も成約していました。
感想を聞くと、
「やることが多かった」
とのこと。
賃貸とは扱う金額も違いますし、調査や書類も増えます。
本人としては、
「お金をいただきながら勉強させてもらった」
という感覚だったそうです。
今後は賃貸だけでなく、売買も増やしていきたいと話していました。
月5人の新しいお客様と出会う
営業目標について聞くと、石田さんは売上だけではなく、
「毎月、新しいお客様5人と出会う」
という数字も意識していました。
毎月5人と出会えば、1年で60人。
そこで終わりではありません。
その5人とちゃんと関係を作り、
「周りに引っ越しする方いませんか?」
と紹介をお願いする。
成約したお客様との写真をSNSで発信することも、次の紹介につながります。
こういう地道な積み上げが、石田さんの営業スタイルです。
申込後のキャンセルで、自分が違約金を払ったことも
不動産営業をしていると、当然トラブルもあります。
石田さんの場合、申込み後、契約直前になってお客様の事情で話が進められなくなり、自分で違約金を負担した経験もありました。
その時は、
「なんで俺こんなについてないんだ」
と思ったそうです。
でも後から、
「この金額で勉強できたと思えば安い」
と自分に言い聞かせた(笑)。
その経験以降は、申込み前にお客様の意思をこれまで以上に確認するようになりました。
「とりあえず押さえておきたい」
くらいの気持ちなら、簡単には申込みを進めない。
結果的に、自分を守るだけではなく、お客様にとっても無理な契約を防ぐことになります。
無理に物件を押し込まない
案内の時も、石田さんは意外と物件を一生懸命説明しません。
「自由に見てください」
というスタイルです。
必要なことを聞かれたら答える。
部屋を測りたい時はメジャーで測る。
間取り図や物件概要、初期費用の見積もりを準備しておく。
迷っているお客様には、
「何で迷っていますか?」
と聞く。
無理に、
「今日決めましょう」
とは押し込みません。
無理に申込みまで持っていって、後からキャンセルになる方がお互い大変だからです。
「僕はあなたのおひしではありません」
一方で、石田さんはかなりはっきり物を言います。
案内予定を組んでいるのに、お客様の都合だけで何度も予定が変わることもあります。
そこで出たのが、
「僕はあなたのおひしではありません」
という一言でした(笑)。
お客様には不動産会社を選ぶ権利があります。
でも石田さんとしては、
「僕も、きちんと一緒に物件を探せるお客様と仕事をしたい」
という考えです。
表現は強いですが、言いたいことは分かります。
不動産探しは、不動産会社だけが頑張れば成立するものではありません。
お客様とエージェントがお互いに情報を出し、予定を合わせ、一緒に探していく。
石田さんはその関係を大事にしています。
キャラ営業に、少しずつ知識が加わってきた
本人曰く、前職時代は、
「キャラ営業だけど、知識は空っぽ」
だったそうです(笑)。
でもRevoに入り、他のエージェントから教えてもらいながら仕事をする中で、不動産の知識も少しずつ増えました。
本人としても、
「キャラ営業に知識が加わって、申込みを取りやすくなった」
という実感があるそうです。
独立自営なので、お金の管理も自分でやります。
会社員時代には意識しなかった、
「売上がいくらで、何にお金がかかって、どれだけ残るのか」
という感覚も身についたと言います。
SNS、不動産実務、お金の管理。
全部自分の仕事です。
後編では、さらに石田涼伽の仕事に密着
前編では、石田さんの経歴から、Revoに入った理由、SNS集客、実際の物件撮影まで紹介しました。
元ホストで、朝4時台からSNSを研究して、TikTokアカウントを4つ運用する。
かなり独特です(笑)。
ただ、その裏では売上ゼロも経験し、お客様とのトラブルもあり、少しずつ不動産の知識を身につけてきました。
後編でも、石田さんの不動産エージェントとしての仕事や考え方をさらに掘り下げます。
Revoで不動産エージェントとして働くことに興味がある方は、エージェント採用LINEからお気軽にお問い合わせください。
