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BLOG インタビュー 安川 亮介

2024/12/02

【後編】夜20時の案内まで密着。不動産エージェント石田涼伽が大切にする接客と将来の夢

前編では、Revo所属の不動産エージェント・石田涼伽さんの朝からSNS撮影までに密着しました。

朝4時台に起きてSNSのトレンドを確認し、TikTokを中心に複数アカウントを運用。物件撮影を何件もこなしながら、賃貸営業や売買にも取り組んでいます。

後編では、事務所に戻ってからの事務作業、夜の案内、そして石田さんが大切にしている接客や将来の夢まで聞きました。

撮影が終わっても、仕事はまだ終わらない

日中の物件撮影が終わって、いったん事務所へ戻ります。

SNSだけ見ていると、自由に動いて、昼間にご飯を食べて、物件を撮影しているので「遊んでるように見られる」こともあるそうです。

でも実際は、事務所に戻ってから契約書類の郵送準備、売却物件のSNS投稿、別案件の書類作成など、細かい事務作業がかなりあります。

本人も、

「意外と忙しいんですよね」

と言っていました。

最近はデスクワークが増えたせいか、腰が痛いのが悩みだそうです(笑)。

一番好きなのは「案内」

不動産の仕事の中で一番好きなのは何か。

石田さんは、

「案内ですね」

と答えました。

理由はシンプルで、人と話すのが好きだから。

物件撮影は一人で行くことも多く、その時は少し寂しいらしいです。

バイクで移動しながら音楽を聴いたり、撮影中に一人で歌ったりして気分転換しているそうです。

一方、案内ではお客様と直接話せる。

石田さんにとっては、やっぱりそこが楽しい時間のようです。

夜20時でも、お客様に合わせて案内する

この日の最後の仕事は、夜の案内でした。

待ち合わせは19時45分頃。

現地に向かう頃には外は真っ暗で、しかも雨。

石田さんは夜の案内について、

「電気がつかない部屋だと普通に怖いです」

と言っていました(笑)。

それでも、お客様がその時間しか動けないなら合わせます。

「お客様が喜んでくれるなら」

という考えで、夜の案内も普通に対応しています。

お客様より先に行って、電気をつけて待つ

案内の前に、まず管理会社へ鍵を取りに行きます。

そこから現地へ移動し、お客様が来る前に部屋の中を確認します。

ブレーカーが上がるか。

電気はつくか。

部屋に問題はないか。

石田さんは先に現地へ入り、ブレーカーを上げて照明をつけ、お客様が来た時にちゃんと部屋を見られる状態にして待ちます。

細かいことですが、本人はこういう準備をかなり大事にしています。

「開けた瞬間に、わあ広いって思ってほしい」

という話もしていました。

収納の扉も、全部開けて見せておくのではなく、お客様自身が開けて、

「こんなに収納あるんだ」

と感じてもらう。

そういう見せ方まで考えています。

「ありがとう」の一言で、やる気が変わる

夜遅くまで案内しても、お客様から

「こんな時間までありがとうございます」

と言ってもらえると、やっぱりうれしいそうです。

石田さんは、

「感謝はされたいですね」

とかなり素直に話していました。

不動産営業だからお客様のためにやって当然、という話ではなく、人と人なので一言あるだけでこちらの気持ちも変わります。

これは飲食店でも同じで、石田さん自身、店員さんにタメ口を使わないようにしているそうです。

昔アルバイトをしていた時に、嫌な言われ方をした経験がある。

だから、

「自分がされて嫌なことはしない」

という考えになったそうです。

不動産屋とお客様、どちらか一方だけが頑張るものではない

前編でも少し出ましたが、石田さんはお客様との関係についてかなりはっきりした考えを持っています。

不動産会社は、お客様に選んでもらう立場です。

でも、だからといって何をされてもいいわけではない。

予定を何度も変えたり、連絡が急に途絶えたりすると、不動産会社側もそのために時間を確保しています。

石田さんとしては、

「お互いに協力して探さないと、いい部屋には出会えない」

という考えです。

表現は強いですが(笑)、根っこにあるのは「ちゃんと向き合ってくれるお客様には、僕もちゃんと向き合いたい」ということだと思います。

案内では、無理に説明しすぎない

この日の物件は、飯塚にある3SLDKの賃貸住宅でした。

案内中、石田さんはずっと営業トークをするわけではありません。

基本的には、お客様に自由に部屋を見てもらいます。

聞かれたことに答える。

駐車場のこと。

部屋数のこと。

敷金や敷引きのこと。

必要なことだけ説明します。

迷っているお客様に対しても、

「何で迷っていますか?」

とまず聞く。

無理に申込みを取ろうとはしません。

無理に押して申込みをもらっても、後からキャンセルになればお互い大変だからです。

案内が終わったのは夜20時40分

お客様の案内が終わった頃には、もう20時40分を過ぎていました。

そこから事務所方面へ戻れば、22時頃。

家に着くのは22時〜22時半くらいになります。

本人も、

「結構ハードなんですよね」

と言っていました。

自由な働き方というと、

「好きな時間に働けて楽そう」

と思われることがあります。

でも、石田さんの1日を見ていると、自由だから短時間しか働かないという話ではありません。

朝からSNSを見て、物件を撮影して、事務作業をして、夜はお客様を案内する。

その時間を自分で組み立てている、という方が近いと思います。

夢は「ブランド物」から変わってきた

1日の最後に、石田さんに将来の夢を聞きました。

昔は、ブランド物が欲しいという気持ちが強かったそうです。

でも実際に少しお金を稼げるようになった時、

「本当にブランド物を買うか?」

と考えたら、意外と買わなかった。

そこで、

「別に本当に欲しかったわけじゃないのかも」

と思うようになったそうです。

今は、自分のために物を買うより、支えてくれている人に恩返しをしたいという気持ちの方が強くなっています。

彼女や両親がやりたいことを叶えてあげたい

石田さんが恩返ししたい相手として挙げたのが、彼女と両親です。

旅行に連れて行ったり、相手がやりたいと思っていることを叶えてあげたりしたい。

特に彼女には、売上がなかった時に支えてもらい、SNSの撮影も手伝ってもらっています。

本人としても、

「恩返しはしてるつもりです」

と言っていましたが、

「本人たちがどう思ってるかは知らんけど」

とも言っていました(笑)。

そういうところも石田さんらしいです。

「お前となら夢を見れそう」と言われる人間になりたい

将来について、もう一つ話していたのが、

「自分についてきてくれる人が欲しい」

ということです。

後輩でも仲間でもいい。

将来自分で何かをやる時に、

「お前となら夢を見れそう」

と言ってもらえるような人間になりたい。

石田さんはそう話していました。

将来的には、自分で会社をやってみたいという気持ちもあります。

ただ、

「今はまだ未熟」

とも言っています。

Revoにいるいろんなエージェントを見ながら、いいところも悪いところも含めて学んで、自分なりに成長していきたい。

今はその段階です。

売上より「あなたにお願いしたい」と言われたい

仕事の目標について聞くと、大きな売上を作りたいという気持ちももちろんあります。

ただ、それだけではありません。

石田さんが言っていたのは、

「あなたが担当だから申し込みました、と言われたい」

ということでした。

不動産は、同じ物件をいろんな会社が紹介できます。

特に賃貸では、

「この物件を扱えるのは石田さんだけ」

というケースはほとんどありません。

だからこそ、

「物件が良かったから」

だけではなく、

「石田さんだったから」

と言ってもらえることに意味があります。

SNSを4アカウント運用することも、夜まで案内することも、ブレーカーを先に上げて待つことも、全部そこにつながっているのかもしれません。

1日密着して分かった、石田涼伽の働き方

朝から夜まで密着してみると、SNSで見えている石田さんとは少し印象が変わりました。

自由に動いて楽しそうに見えますが、裏では地味な作業もかなりしています。

早朝からSNSを研究して、物件を撮影し、編集し、契約書類を準備し、夜には案内する。

売上ゼロの月もあった。

申込み後のトラブルもあった。

それでも続けているのは、人と話すのが好きで、お客様から「ありがとう」と言われる瞬間が好きだからだと思います。

将来は、自分についてきてくれる仲間がいて、

「お前となら夢を見れそう」

と言われる人間になりたい。

まだ26歳だった撮影当時に、そういうことを考えているのは面白いなと思いました。

石田さんがこれからどう変わっていくのか、僕も楽しみにしています。

前編では、石田さんの経歴、Revoに入った理由、TikTok4アカウントの運用、SNS集客について紹介しています。まだ読んでいない方は、ぜひ前編もあわせてご覧ください。

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