CURATION

  • HOME
  • CURATION
  • 家を買う予算、どう決める?物件探しの前に考えたいライフプランニング
BLOG 不動産ガイド 不動産を買う 安川 亮介

2026/10/09

家を買う予算、どう決める?物件探しの前に考えたいライフプランニング

こんにちは。Revo代表の安川亮介です。家を買おうと思ったとき、「自分たちはいくらの家を買えるんだろう」と考えますよね。

僕は、物件を探す前にライフプランニングをしておくことが大事だと考えています。今の収入や支出と、これからの暮らしを並べて、将来も無理なく支払い続けられる額を考える。その順番で住宅購入の予算を決めていきます。

1.その予算は、どう決めましたか?

「予算はここまでです」と聞いたら、まず確かめたいのは、その金額をどう決めたのかです。なんとなく切りのいい数字にしたのか、住宅ローンの借入額から考えたのか、家計を見て決めたのか。同じ予算でも、根拠によって話が変わります。

何となく決めた金額を「予算」と呼ぶ前に、将来無理なく払い続けられる額を確かめたい。その根拠になるのは、購入後も続いていく自分たちの暮らしです。

ただ、「今月は払える」だけで将来も大丈夫とは言えません。家を買った後の生活費、貯蓄、これから必要になるお金まで確認して、予算の根拠をつくる必要があります。金融機関が貸してくれる額だけで、そこまで判断することはできません。

2.今の家賃を入口に、住居費全体を並べる

最初の入口として分かりやすいのは、今の家賃です。実際に払っている金額なので、毎月の支払いをイメージしやすい。家賃を払いながら、生活や貯蓄にどのくらい余裕があるかも一緒に見ていきます。

購入後は、住宅ローン以外にも住まいのお金がかかります。マンションなら管理費や修繕積立金、駐車場代。戸建ても将来の修繕に備える必要があり、固定資産税などの税金や保険料も見込んでおきます。

整理するもの今の家計購入後の家計
毎月の住居費家賃・共益費・駐車場代ローン返済・管理費・修繕積立金・駐車場代など
年単位の住居費更新料・保険料などを月割り税金・保険料・積立金と重複しない修繕への備えなどを月割り
生活費食費・光熱費・通信費・車の費用など住み替えで変わる支出も反映
貯蓄・将来の支出毎月いくら残せているか続けたい貯蓄と、教育・車・老後などへの備え

マンションの修繕積立金は、今の金額だけでなく、長期修繕計画や今後の改定予定も確認します。年に一度、数年に一度の支払いも月割りにして、家計の中に置いておくと比較しやすくなります。費用の種類は、国土交通省の住まいの費用の解説でも確認できます。

3.手取りと支出を書き出し、将来の家計を見る

次に、毎月の手取りと支出を紙や表に書き出します。食費、光熱費、通信費、車の費用、保険料などを並べて、今どこにお金が出ているかを見えるようにする。そこで、住宅に回せる額と、生活や貯蓄に残す額を考えます。

ライフプランニングといっても、最初から難しく考える必要はありません。教育費が増える時期、車の買い替え、働き方を変える予定、退職後の生活など、自分たちに関係する予定を書いていきます。今の家計に余裕があっても、支出が重なる時期にはどうなるかを確かめたいんです。

ボーナス、配偶者の収入、親からの資金援助も、確認する項目です。ただ、ボーナスが毎年同じだけ出るか、二人とも今の働き方を続けるか、援助の金額や時期が決まっているかは別々に考えます。まだ決まっていないお金まで、当然に入るものとして予算に足さないことです。

保険も見直す余地があるか確認します。住宅ローンに付く団体信用生命保険と、今加入している保険の保障内容を照らし合わせ、必要な保障を残したうえで考える。家の予算を増やすために、先に保険料を削るという順番にはしません。

そして、購入時には仲介手数料、ローンや登記の費用、引っ越し、必要な工事などのお金もかかります。何に、いつ、いくら払うかを確認し、購入後の生活に使うお金まで頭金に回さないようにします。手元に残す緊急資金を分けて考える方法は、日本FP協会の資金計画シートも参考になります。

4.毎月の返済額から、住宅ローンを逆算する

家計を整理したら、毎月いくらをローン返済に回せるかを考えます。住居費全体に使える額から、管理費や修繕積立金、税金、保険などの分を見込んだうえで決めます。今の家賃をそのままローン返済額に置き換えると、購入後の負担を見落とします。

目安をつかむには、フラット35の「毎月の返済額から借入可能金額を計算」が使えます。返済額、金利、返済期間などを入れて、借入額を逆算するものです。画面に出る「借入可能額」は概算であり、融資の承認や、その額を無理なく返せることの保証ではありません。

入力するときは、「毎月返済額」がボーナス払いを含めた年間返済額の12分の1という点に注意してください。ボーナス払いを使わない前提なら、通常月の返済額を入れます。最初に表示される金利や期間も、自分が検討する条件に直して計算します。

一つの条件で終えず、金利や返済期間を変えて比べることも大事です。例えば年2.5%など、仮の金利でも計算してみます。ただし、これは将来の予測や上限ではなく、提示金利より低ければ金利上昇を想定した試算にはなりません。上昇への余力を確かめる場合は、実際の提示金利より高い条件で比較します。

こうした簡易試算は、変動金利の上がる時期や商品ごとの返済ルールまで再現するものではありません。期間を延ばす場合も、月々の額だけでなく、完済時期や総返済額を確認します。結果を家計に戻して、「この条件になっても暮らしが成り立つか」を考えます。

5.転職直後なら、今買う条件と待つ条件を比べる

僕が待つことも考えた方がよいと思うのは、転職したばかりで勤続年数が短く、希望する条件の住宅ローンを利用しにくい場合です。支払いの計画が立っていても、今申し込めるローンの条件によっては、購入時期を考え直す余地があります。

ただし、転職直後なら一律に借りられない、必ず待つべきという話ではありません。金融機関や商品によって扱いが違うので、今利用できる条件を確認します。待つことで条件がどう変わる可能性があるか、その間の住居費も含めて比較してから判断します。

6.物件探しの前に、ライフプランを相談する

家を何軒も見た後で、「この支払いで大丈夫だろうか」と悩むより、先にお金のことを整理しておく。そうすると、どの価格帯で探すか、場所と建物のどちらに予算をかけるかを考えやすくなります。まず将来の暮らしから、住宅購入の予算を決めていきましょう。

Revoでは、物件を探し始める前の予算相談にも対応しています。担当エージェント、代表の僕、社内のFPに相談できます。「家を買いたいけれど、予算の決め方が分からない」という段階で、売買相談用LINEからご相談ください。

LINEで住宅購入の予算を相談する

購入全体の進め方は、不動産購入の流れ|家を買う前の相談から契約・引渡しまで解説にまとめています。

参考:住宅金融支援機構「住宅ローン選びのポイント」。制度・試算ページの確認日:2026年10月9日。実際の融資条件や必要費用は、金融機関・物件ごとに確認してください。

不動産エージェントにご興味ある方はこちらから説明会を予約

     
   

コメントは受け付けていません。

LINEで相談 個別面談 オンライン説明会