CURATION
2024/05/05
不動産エージェントに宅建は必要?資格なしでもできる仕事・できない仕事
「不動産エージェントになるには、宅建が必要ですか?」という質問はよく聞かれます。
結論から言うと、宅地建物取引士の資格を持っていなくても、不動産エージェントとしてスタートすることはできます。実際、不動産会社で営業している人の中にも、宅建を持っていない人はいます。
ただ、僕は不動産エージェントとして長く仕事をするのであれば、宅建は取った方がいいと思っています。
宅建がなくても不動産エージェントとして活動はできる
日本では、不動産会社で営業する人全員が宅地建物取引士である必要はありません。
物件の提案、案内、お客様とのヒアリング、申込み対応、営業活動など、宅建を持っていなくても担当できる仕事はたくさんあります。
そのため、「宅建を持っていないから不動産エージェントになれない」というわけではありません。
ただし、宅建士にしかできない業務がある
一方で、宅地建物取引士でなければできない業務があります。
代表的なのが、契約前に行う重要事項説明です。宅地建物取引業者は、契約成立前に宅地建物取引士をして重要事項を説明させる必要があります。
現在はオンラインで重要事項説明を行うこともできますが、説明を行う人が宅地建物取引士であることは変わりません。
以前の記事からの制度変更
以前は重要事項説明書などへの宅地建物取引士の押印が必要でしたが、2022年5月18日の制度改正で押印義務は廃止されています。重要事項説明書等は、相手方の承諾など一定の条件を満たせば電子交付も可能です。
宅建を持っていないと、毎回誰かに頼ることになる
宅建を持っていなくても営業はできます。ただ、自分のお客様の契約を進めるたびに、重要事項説明を宅建士にお願いする必要があります。
最初のうちはそれでも問題ありません。未経験からスタートして、不動産の仕事を覚えながら宅建を勉強する人もいます。
ただ、長く不動産エージェントとして活動するのであれば、自分で取引全体を理解し、できることを増やしていく意味でも、僕は宅建を取ることをすすめています。
宅建の勉強は、不動産実務の基礎にもなる
宅建の勉強では、宅建業法だけではなく、民法、法令上の制限、税金など、不動産取引に必要な基礎知識を学びます。
もちろん、宅建に合格したからすぐに不動産実務が全部できるわけではありません。実際の物件調査や契約、営業は、現場で経験しながら覚える必要があります。
それでも、不動産の仕事をするうえで「なぜこの確認が必要なのか」を理解するための基礎として、宅建の勉強はかなり役に立ちます。
宅建以外にも、不動産エージェントに役立つ資格はある
不動産エージェントとして仕事の幅を広げていくと、宅建以外の資格を取得する人もいます。
- CCIM
- CPM
- 公認 不動産コンサルティングマスター
- マンション管理士
- ファイナンシャルプランナー
投資不動産をやりたいのか、管理をやりたいのか、相続をやりたいのかによって、役立つ資格は変わります。
ただ、僕ならまず宅建から取ります。
資格より先に、実務を覚えることも大事
資格をたくさん持っているから、いい不動産エージェントになれるわけではありません。
お客様の話を聞く、物件を見る、調査をする、契約の流れを理解する、分からないことを確認する。こういう実務を経験することも同じくらい大事です。
宅建を取りながら、実際の案件も経験していく。僕はこの形が一番いいと思っています。
不動産エージェントに宅建は必要?への答え
宅建を持っていなくても、不動産エージェントとしてスタートすることはできます。
ただし、重要事項説明など宅地建物取引士にしかできない業務がありますし、不動産を本業として長く続けるのであれば、取っておいて損はありません。
「持っていないと始められない資格」ではない。でも「本気で不動産をやるなら取った方がいい資格」。僕は宅建をそう考えています。
宅建を持っていなくても大丈夫?と気になっている方へ
未経験からどんな仕事をするのか、資格がない場合にどう実務を進めるのかも、面談で具体的に説明しています。
マンツーマン面談を申し込む → LINEで質問する →