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BLOG エージェント募集 働き方・採用 安川 亮介

2025/04/23

「副業NG」に込めた本当の想い ― 自分都合の営業では、お客様に選ばれない。

こんにちは。Revo代表の安川亮介です。

最近、説明会や面談でよく聞かれます。

「副業で不動産エージェントをやりたいんですが、できますか?」

結論から言うと、Revoでは、いわゆる会社員をしながら空いた時間だけで不動産エージェントをやる副業は基本的にお断りしています。

「自由な働き方なのに、副業はダメなんですか?」

と思う人もいるでしょう。

でも、僕はここにかなり明確な考えがあります。

そもそも営業って「お客様の立場になって考える」仕事じゃないの?

僕が一番違和感を持つのはここです。

営業って、そもそも、

「お客様の立場になって考える」

ことが大事じゃないですか。

じゃあ、お客様の立場になって考えてみてください。

担当者から、

「私、平日は別の仕事をしているので、不動産の仕事は週末だけやります」

と言われたらどうでしょう。

僕だったら嫌です。

平日に連絡を取りたいお客様も困る。

相手方の不動産会社も困る。

管理会社も困る。

契約や書類の確認をしたいときも困る。

採用している不動産会社側だって困ります。

さらに言えば、固定給を払っている本業の会社からしても、その社員が勤務時間外に別の営業をやっていることを歓迎するとは限りません。

じゃあ、誰にとって都合がいいのか。

自分だけなんですよ。

「固定給をもらいながら、リスクを抑えて不動産もやって、少し収入が増えたらいいな」

もちろん、その気持ち自体は分かります。

でも、不動産エージェントという仕事でそれをやると、スタート地点から自分の都合が中心になりやすい。

営業で一番大事な、

「相手の立場になって考える」

が抜けてしまう。

だから僕は、そういう副業のやり方が好きじゃないんです。

不動産は「空いた時間」にやる仕事ではない

不動産の仕事はこちらの都合だけで進みません。

「今日の午後、内見できますか?」

「明日契約したいので、今日確認できますか?」

「管理会社から回答が来たので、すぐ返事をください」

こんなことは普通にあります。

そのときに、

「今日は本業があるので対応できません」

では、お客様には関係ありません。

不動産は、家を借りるにしても買うにしても、その人の生活にかなり大きく関わる仕事です。

だからこそ、

必要なときに動ける担当者かどうか

はすごく大事です。

「副業NG」だけど「兼業OK」

ここは誤解しないでほしいです。

Revoは、

別の仕事を持つこと自体を否定しているわけではありません。

実際、

  • 飲食店経営
  • FP・保険業
  • 他事業の経営
  • フリーランス

など、別の仕事を持ちながら活動している人もいます。

僕の中では、

副業=本業側に時間を拘束されていて、不動産の仕事を自分の判断で優先できない状態

兼業=別の仕事もしているが、自分で時間と予定をコントロールできる状態

という違いです。

問題は、何個仕事をしているかではありません。

お客様の都合に合わせて、自分で動けるか。

ここです。

「仲介手数料無料」より、誰がちゃんと動いてくれるのか

これは副業の話ともつながるんですが、最近もう一つ気になることがあります。

SNSを見ていると、

「仲介手数料無料」

「全国対応」

を売りにしている不動産エージェントが増えています。

その中で僕が一番驚くのが、

他社の不動産会社に内覧を任せて、自分は一度も物件を見ないまま契約する

という営業スタイルです。

中には、

「営業担当は物件を見ない方がいい」

みたいなことを言う人までいます。

僕には正直、理解できません。

安いかどうか以前の話です。

自分が扱う商品くらい、自分の目で見よう

不動産屋にとっての商品は、不動産です。

その商品を一度も見ない。

これって、他の業界で考えたらかなり変じゃないですか。

もちろん、今は退去前から募集が始まり、内覧できない状態で申込みが入る物件もたくさんあります。

人気物件ほど、

内覧できるようになる前に決まる

こともあります。

だから僕は、

「申込み前に必ず内覧しろ」

と言っているわけではありません。

でも、申込み前に見られなかったとしても、現入居者が退去して、原状回復や清掃が終わり、新しい入居者へ引き渡すまでに確認できるタイミングはあります。

そのときに担当者が見に行けばいい。

お客様が行けないなら、担当者が行けばいい

たとえば遠方のお客様。

県外から福岡へ引っ越してくる。

仕事や学校の都合で、入居前に現地へ来られない。

だったら、僕らが代わりに行けばいいんです。

現地で、

  • 募集条件と実際の物件に違いがないか
  • 重要事項説明の内容と相違がないか
  • 清掃や原状回復がどこまで終わっているか
  • 設備に問題がないか
  • 室内の状態はどうか
  • 家具やカーテンを置くための寸法
  • 共用部分の状態

を確認する。

問題があれば、管理会社に伝える。

必要なら交渉する。

僕は、客付仲介会社の仕事って、

お客様の代わりに動いて、安心して新生活を始めてもらうこと

だと思っています。

現地を見ることは、そのまま商品知識になる

一度その物件を見ておけば、その経験は次の接客にも使えます。

同じマンションで別の部屋が募集された。

また退去前で内覧ができない。

そんなときでも、

「この建物はこういう感じです」

「共用部分はこうです」

「このタイプの間取りなら、実際はこう見えます」

と、自分の言葉で説明できます。

これが商品知識です。

物件を見る。

街を見る。

建物を見る。

周辺を見る。

不動産屋として普通のことだと思っています。

「管理会社が書類を作るから大丈夫」ではない

もう一つ、勘違いしている人がいます。

「管理会社が契約書や重要事項説明書を作るから、客付会社は確認しなくても大丈夫ですよね」

違います。

管理会社が作った資料だって、間違うことはあります。

人間が作っていますから。

お客様に説明する以上、客付仲介側も自分たちで確認しないといけません。

実際、僕はこういうトラブルを経験しています。

実際にあった話①「ロフト付き」のはずが、ロフトがなかった

鳥取から福岡の専門学校へ進学する学生さんがいました。

希望は、

「ロフト付きの部屋に住みたい」

でした。

他社がポータルサイトに掲載していた物件のURLを送ってきて、

「この部屋がいいです」

ということになった。

写真には、確かにロフトが写っていました。

遠方だったので内覧せず、そのまま申込み。

そして引渡し当日。

鍵を渡して部屋を開けたら、

ロフトがない。

調べてみると、そのアパートは、

1階=ロフトなし
2階=ロフトあり

という物件でした。

ポータルサイトに、別の部屋の写真が掲載されていたんです。

その日から住む予定なので、今さら別の物件を探すのも簡単ではありません。

結局、そのまま入居することになりました。

初めての一人暮らしです。

本人も楽しみにしていたと思います。

それが、いきなりこういうスタートになってしまった。

現地を確認していれば、防げた可能性が高いトラブルです。

実際にあった話②「都市ガス」のはずがプロパンガス

もう一つ。

新婚のご家族のお部屋探しをしたときです。

募集サイトには、

「都市ガス」

と書いてありました。

管理会社が作った資料にも、

「都市ガス」

と書いてある。

だからそのまま契約しました。

ところが引越し当日、お客様から連絡が来ました。

「プロパンガスなんですけど……」

現地はプロパンガスでした。

管理会社が書いたから正しい。

ポータルに書いてあるから正しい。

そう思ってしまいがちですが、実際は間違いがあります。

管理会社だって間違える。

募集会社だって間違える。

だからこそ、仲介担当者も自分で確認する必要があるんです。

これも、現地を見ていれば気づけた可能性があります。

現地に行かなければ分からないことは、いくらでもある

写真や資料だけでは分からないことがあります。

  • 室内や共用部の臭い
  • 周辺の騒音
  • 建物の管理状態
  • ゴミ置き場
  • 設備の状態
  • 掲載写真と実際の部屋の違い
  • 周辺環境
  • 近隣トラブルにつながりそうな要素

こういうものは、現地に行かないと分からない。

もちろん、全部の物件で全部完璧に確認できるわけではありません。

でも、

自分が確認できるのに、面倒だから行かない

は違うと思います。

結局、誰の都合で仕事をしているのか

副業の話もそう。

物件を見ない話もそう。

僕の中では、全部同じです。

誰の都合で仕事をしているのか。

「本業があるから平日は動けません」

「遠いから物件は見ません」

「管理会社が資料を作っているから確認しません」

「他社に内覧してもらえばいいです」

全部、やらない側の都合です。

お客様からすれば関係ありません。

大事なのは、

自分が楽かどうかではなく、お客様にとってどうなのか。

営業って、そこから始まる仕事だと思っています。

仲介手数料が無料かどうかより大事なこと

お客様にも、ここは見てほしいです。

仲介手数料が無料。

安い。

全国どこでも対応。

それ自体が悪いとは思いません。

でも、

安ければ誰に頼んでも同じ

ではありません。

その担当者が、

自分の代わりに現地へ行ってくれるのか。

資料を確認してくれるのか。

管理会社に聞いてくれるのか。

何かあったとき動いてくれるのか。

そこまで見て担当者を選んでほしいです。

不動産エージェントとして働くなら

自分が扱う商品くらい、自分の目で見よう。

分からなければ調べよう。

お客様が行けないなら、代わりに行こう。

資料に書いてあるからではなく、自分でも確認しよう。

そして、

「自分はいつ働けるか」ではなく、「お客様はいつ必要としているか」から考える。

僕は、そういう仕事がしたいです。

だからRevoでは、副業目的での参加を基本的にお断りしています。

別の仕事を持っていることが問題なのではありません。

仕事として不動産に向き合えるか。

お客様に必要とされたときに動けるか。

そこが基準です。

最後に

自由に働くというのは、

好きなときだけ働くことではありません。

誰にも管理されない代わりに、自分で責任を持つ。

自分の時間も自分で決める。

でも、お客様に対する責任からは逃げない。

自由だからこそ、仕事はちゃんとやる。

僕は、それが不動産エージェントという働き方だと思っています。

Revoの不動産エージェントに興味がある方は、エージェント採用LINEからお気軽にお問い合わせください。

「今の働き方は副業に当たるのか」

「他の仕事をしながらでも活動できるのか」

「自分の働き方でもお客様対応ができそうか」

そういう相談でも大丈夫です。

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