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働き方・採用 安川 亮介

2026/09/18

「不動産エージェントをやりたい」と言いながら、なぜ何もしないのか?

不動産エージェントをやりたいと言って、面談をして、所属までしたのに、なぜか何もしない人がいます。

集計した数字ではなく僕の感覚ですが、20人に1人くらいは、ほとんど活動しないまま辞めていきます。別に能力がないわけでもないし、人脈がないわけでもない。研修もある。相談できる人もいる。それなのに、なぜか動けない。

不思議なんですよね。「不動産エージェントをやりたい」と思って、実際にスタート地点まで来たのに、やらない。

考えすぎて、最初の一歩が出ない人がいる

こういう人を見ていると、準備不足というより、考えすぎていることが多いです。「もう少し不動産のことを勉強してから」「営業のやり方が分かってから」「SNSを整えてから」「宅建を取ってから」「人脈を作ってから」。いろいろ考えているうちに、何もしないまま時間だけが過ぎていきます。

でも、最初から全部分かって始めるなんて無理です。そもそも最初は失敗する前提でやらないと、うまくいくわけがない。

お客様への連絡の仕方を間違えるかもしれない。物件提案がうまくいかないかもしれない。内覧しても決まらないかもしれない。営業トークが噛み合わないかもしれない。

最初なんだから、それでいいんです。

僕がお笑い芸人をやっていた頃にも、同じような人がいた

これは不動産だけの話ではありません。僕がお笑い芸人をやっていた頃、養成所に同期が40人くらいいました。

みんな「芸人になりたい」と思って、お金を払って養成所に入っているわけです。東京まで出てきている人もいる。それなのに、実際に行動する人と、しない人がはっきり分かれていました。

ネタ見せの授業なのに、ネタを見せない

養成所にはネタ見せの授業があります。自分でネタを作って、先生や同期の前で披露する授業です。でも、僕の記憶では、実際にそこでネタを披露するのは半分くらいでした。

お金を払って、芸人になるための学校に来て、ネタ見せの授業まであるのに、ネタをやらない。最初は僕も意味が分からなかったです。

ライブに出るのは、さらに減る

養成所の外でライブに出るようになると、さらに人数は減ります。感覚的には4割くらいだったと思います。コンビすら組まず、ネタも作らず、そのまま辞めていく人も、僕の記憶では3割くらいいました。芸人になりたいと思って東京まで来た。でも、芸人として何もやらない。せっかく土俵まで上がったのに、戦わずに降りる人は本当にいるんです。

不動産エージェントでも、まったく同じことが起きる

不動産エージェントも同じです。「独立したい」「もっと稼ぎたい」「自由に働きたい」「自分のお客様を持ちたい」と言ってRevoに来る。

面談もする。契約もする。オリエンテーションも受ける。研修もある。システムも使える。名刺もプロフィールも準備する。

そこまで来て、なぜか営業をしない。

お客様に連絡しない。紹介をお願いしない。反響対応をしない。研修にも来ない。相談もしない。

そして数ヶ月後に「なかなか成果が出ません」と言う。いや、そりゃそうだろうと思います。

失敗したくないから動かない。でも、動かない方が失敗する

行動できない人の中には、「失敗したくない」という気持ちが強い人もいます。

恥をかきたくない。お客様に断られたくない。間違ったことを言いたくない。先輩に初歩的な質問をしたくない。

でも、不動産エージェントを始めたばかりで、全部うまくできる方がおかしいです。僕がお笑いをやっていた頃だって、最初のネタなんてひどいものです。滑るし、ウケないし、恥ずかしい。でもネタをやらない限り、何がダメかすら分かりません。

不動産も同じです。営業して断られる。提案して外す。先輩に聞いて「そんなことも知らないの?」と思われる。最初はそれでいい。

そこからしか上手くならないです。

考えている人より、動いた人の方が圧倒的に成長する

研修でたくさんメモを取る人より、実際にお客様に電話した人の方が早く成長します。営業本を10冊読む人より、10人に営業した人の方が学ぶことは多いです。

もちろん勉強は必要です。でも、実際に行動したあとに勉強すると、「この話だったのか」と理解できます。行動する前に全部理解しようとすると、永遠に準備中のままです。

不動産エージェントは、やってみないと自分に向いているかも分からない

面談のときに「僕は不動産エージェントに向いていますか?」と聞かれることがあります。もちろん、その人の性格や経験を見て話はします。でも最後は、やってみないと分かりません。

人と話すのが得意でも、営業になると動けない人もいます。逆に、最初は営業が苦手そうだった人が、案件を経験するうちにどんどん成長することもあります。だから、始めると決めたなら、まず動けばいいと思っています。

せっかく土俵に上がったなら、まず一回やってみろ

僕は、お笑いの養成所にいたときからずっと不思議でした。

芸人になりたいと思って東京まで来た。お金も払った。授業にも来た。でもネタはやらない。

不動産エージェントも同じです。独立したいと思った。面談もした。所属した。環境も用意されている。でも営業しない。

だったら、何のためにここまで来たんだと思います。

最初から成功しなくていい。失敗していい。恥をかいていい。分からなければ聞けばいい。

まず一件やってみる。まず一人に連絡する。まず一回お客様に会う。やれよ。

考えて、考えて、何もしないまま辞めるくらいなら、一回失敗してから辞めた方がまだいい。せっかく自分で土俵に上がったんだから、意気地なしで終わるな。

僕が言いたいのは一つです。
最初からうまくやろうとしなくていい。失敗する前提で、とにかく一回動く。不動産エージェントも、お笑いも、やらないことには何も始まりません。

最初の営業にためらいがある方は、知り合いへの営業と押し売りの違いも読んでみてください。仕事を覚える環境については、オフィスに毎日行く必要があるかという質問にも答えています。

不動産エージェントを本気でやってみたい方へ

経験がないことより、最初の一歩が踏み出せないことの方が問題です。分からないことや不安なことは、面談で全部聞いてください。

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