CURATION
2025/07/12
不動産営業のSNS集客|石田エージェントが続けた投稿と相談につながる工夫
不動産営業でSNS集客を始めたい。でも、何を投稿すればよいのか、続けた先で本当に相談につながるのかが分からない。今回は、Revo所属の石田涼伽(いしだ・りょうが)エージェントが社内セミナーで紹介した、TikTokとInstagramの活用方法をまとめます。
1本の動画で55万回再生、346人の新規フォロワー獲得につながった事例だけでなく、安定した問い合わせが来るまでに377本の投稿を重ねたという話もありました。目立つ数字の背景にある、アカウントの使い分けと日々の積み重ねを見ていきます。
※本記事は2025年7月公開記事で紹介したセミナー内容に基づきます。数値・アカウントの運用内容は当時の事例であり、同じ成果を保証するものではありません。
石田涼伽エージェントの経歴とSNSへの取り組み
石田涼伽エージェントは福岡県飯塚市出身、1998年8月21日生まれ。高校卒業後は中洲のホスト業界で約4年間働き、コロナ禍を機に不動産業界へ転身しました。投資用マンション営業と賃貸営業を経験し、RevoではTikTokやInstagramを使った集客・認知拡大に取り組んでいます。
その取り組みを支えているのが、毎日投稿で信頼を積み重ねるという考え方です。動画を撮って終わりではなく、編集し、投稿し、反応を見ながら続けてきたことが、今回のセミナーの土台になっています。
4つのアカウントでエリアと物件の特徴を分ける
セミナーでは、目的の異なる4つのアカウントが紹介されました。飯塚の賃貸、福岡市内のルームツアー、戸建て、高級マンションと、届けたい情報を分けている点が特徴です。
| アカウント | セミナーで紹介した内容 |
|---|---|
| 地方でよかろうもん | 地元・飯塚エリアに特化した賃貸紹介 |
| 福岡市賃貸案内所 | 福岡市内の物件紹介・ルームツアー |
| 戸建てお姉さん | 戸建て住宅の動画紹介 |
| 福岡高級マンション案内人 | 洗エージェントと共同運用 |
これから始める人が、最初から4つのアカウントを持つ必要はありません。石田エージェントが伝えていたのは、自分に合ったSNSを選ぶことと、不動産のアカウントでは発信内容の統一性を保つことです。
再生回数だけではない、会う前から接点をつくる効果
「初めて会った気がしない」と言われる関係
石田エージェントの話では、SNSを見てから来店したお客様に「初めて会った気がしない」と言われることがあるそうです。動画を通して人柄や話し方に触れてもらえることは、対面する前の接点になります。
物件情報を知ってもらうだけでなく、「誰に相談するのか」を知ってもらえる点もSNSの活用価値です。石田エージェントは、このような信頼形成をメリットとして挙げていました。
55万回再生・346人の新規フォロワーという事例
TikTokでは、1本の投稿が55万回再生され、346人の新規フォロワー獲得につながった事例が紹介されました。また、「部屋探しはTikTokでしてます」というお客様の声も紹介されています。
ただし、再生回数やフォロワー数は、そのまま問い合わせ数や成約数を意味するものではありません。知ってもらう機会が増えたことと、実際の相談につながったことは分けて捉えたいところです。
377本の投稿が示す、SNS集客を続ける難しさ
石田エージェントの場合、安定的に問い合わせが来るまでに377本の投稿を積み重ねたとのことでした。55万回再生という結果の一方で、初期からすぐに反響が出ていたわけではない点も、この事例の大切な部分です。
SNSには、知名度や社歴にかかわらず発信を始められる機会があります。ただ、動画編集・投稿・反応の分析を続ければ必ず成果が出るとは限りません。石田エージェントの事例から学べるのは、投稿を続けながら反応を見ていく姿勢です。
アカウントの運用ルールも確認する
セミナーでは、アカウント停止のリスクにも触れられていました。運用するSNSのガイドラインを確認し、物件の撮影・掲載が可能か、人物や個人情報が映り込んでいないかを確かめてから投稿しましょう。
TikTokとInstagramは役割を分けて使う
石田エージェントは、TikTokを認知拡大や新規フォロワー獲得、ルームツアーの発信に活用。一方、Instagramでは、知人・友人に不動産の仕事をしていることを知ってもらう接点をつくっています。

Instagramでは、契約したお客様との記念写真を投稿し、タグ付けや再投稿を通じて、その方の知人・友人にも認知を広げる方法が紹介されました。写真の掲載やタグ付けは、お客様の希望と同意を確認したうえで行うことが前提です。
これから始める人が取り組む3つのこと
セミナーで石田エージェントが挙げていた、最初に取り組むポイントは次の3つです。媒体を増やすことだけを目標にせず、まずは発信する場所と内容を決めるところから始めます。
- 自分に合ったSNSを選ぶ。最初からすべての媒体に手を広げず、取り組む媒体を決める。
- アカウントの統一性を保つ。不動産のアカウントでは、不動産に関する情報を届ける。
- まずは毎日投稿を目標にする。石田エージェントが重視してきた、初動の積み上げと継続を意識する。
毎日投稿は、今回紹介した石田エージェントの取り組み方です。投稿の本数だけを追うのではなく、内容の確認や反応の振り返りも含めて、自分が継続できる運用を考えてみてください。
石田エージェントの普段の活動も知りたい方は、石田エージェントの1日に密着した記事もあわせてご覧ください。
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