CURATION
2026/09/10
不動産キャンプ白井先生との対談第2弾。不動産会社がエージェント制度を導入するなら何が必要か?
不動産キャンプ代表・白井先生とのYouTube対談、第2弾に出演しました。
第一弾では「不動産エージェントって実際どうなの?」というテーマで、これから不動産エージェントを目指す方に向けて、働き方や独立前に準備しておいた方がいいことを話しました。
今回は視点を反対にして、不動産会社の経営者側から見たエージェント制度について話しています。
社員を増やしたい。業務委託やエージェント制度を取り入れたい。でも採用や教育をどうすればいいのか分からない。
そんな不動産会社の経営者に向けた内容です。
なぜRevoは最初からエージェント型にしたのか
Revoは2019年から不動産エージェントに特化した会社としてやってきました。
動画収録時点では40名を超えるエージェントが所属していますが、全員が社員ではありません。独立自営という考え方で、それぞれが自分の事業として不動産の仕事をしています。
なぜ最初からこの形にしたのか。
これは僕自身の経験がかなり大きいです。
僕はもともと「サラリーマンになりたくない」と思いながら生きてきた人間です。でも不動産業界に入って、3年半だけサラリーマンを経験しました。
最初はサラリーマン向けに投資用不動産を売っていました。
そこでお客様に「不動産を買う目的は何ですか?」と聞くと、「セミリタイアしたい」「仕事を辞めたい」という人が結構いたんです。
しかも僕よりはるかに優秀な人たちです。有名大学を出て、誰もが知っている大手企業に勤めている。それなのに夢を聞くと「仕事を辞めること」と言う。
僕は、それを見てちょっと寂しいなと思いました。
その後、僕はオフィスビルを経営者に売る仕事をしたんですが、今度は真逆でした。
社長たちが不動産を買う理由は、「仕事を続けたいから」だったんです。
会社を継続したい。事業を伸ばしたい。社員より働いている社長も普通にいる。
「こっちの方がかっこいいな」と僕は思いました。
そこから、「人を雇う会社ではなく、全員が社長みたいな会社を作れないか」と考えたのがRevoのスタートです。
当時から掲げているのが、**「100人の社長をつくる」**という考え方です。
エージェント制度は、採用しただけでは回らない
最近は、不動産エージェント制度を導入する会社も増えてきました。
ただ、制度を作って業務委託契約を結べば勝手にうまくいくかというと、僕は全然そんなことはないと思っています。
特に未経験者を受け入れる場合、最初の入り口がものすごく大事です。
Revoでは面談の最初に、
「これは転職活動ではありません。ここから起業するんですよ」
と伝えています。
雇われる場所を探しに来たのではなく、自分で事業を始める。その認識を持ってもらわないままスタートすると、後から必ずズレが出ます。
だから僕の面談は長いです。
1回の面談で2時間くらい話すことも普通にあります。それを一度だけではなく、必要であれば何度かやります。
30分のオンライン説明会だけで効率よく人数を集めた方が、会社としては楽かもしれません。
でも、その人の人生が大きく変わるタイミングだと思っているので、僕はそこを効率化しすぎたくないんです。
入ってから「思っていたのと違った」とならないように、最初にちゃんと話します。
基本は1対1、できるだけ対面で話す
面談も、Revoではできるだけ1対1、対面でやっています。
もちろんオンラインでやることもあります。僕も正直、人数が増えてきて「オンラインにしたいな」と思うことはあります(笑)。
ただ、これまでやってきた中で、リアルに会うことの大事さもかなり感じています。
その象徴が北九州オフィスです。
福岡と北九州は、高速を使えば車で1時間くらいです。「それならわざわざオフィスを出さなくてもいいじゃないか」と思う人もいると思います。
僕も最初はそう思っていました。
でも実際には、北九州にいるエージェントが少しずつ辞めていったんです。
理由を考えると、オンラインだけの付き合いになって、僕や他のエージェントとリアルに会う回数が減っていました。
コロナ禍以降、何でもオンラインでできるようになりました。でも結局、リアルで顔を合わせる場所がないとうまくいかない部分もある。
そう思って、北九州にオフィスを出しました。
当然、お金は飛んでいきましたけどね(笑)。
未経験者を受け入れるなら教育は避けて通れない
エージェント制度を作るうえで、一番大変なのが教育です。
経験者だけ採用すれば、ある程度は本人に任せられるかもしれません。
でもRevoは、売買未経験のエージェントも受け入れています。
そうなると、
「契約書はどう作るのか」
「物件調査は何を見るのか」
「この案件はどう進めるのか」
という質問が当然出てきます。
Revoでは以前から「マイスター制度」という仕組みを作って、先輩エージェントと一緒に案件を経験する形を取っています。
売買契約も、最初から一人でやらせるわけではありません。
ただ、これだけでは課題もありました。
教える人によって内容に差が出るし、人間なので相性もあります。
それに、先輩エージェントも「教育専門の人」ではありません。自分の仕事をしながら教えてくれています。
だから僕自身、ずっと「教育専門でやってくれる場所があればいいのにな」と思っていました。
不動産キャンプを知ったきっかけは、Revoに入ってきたエージェントだった
実は僕が不動産キャンプをちゃんと意識したきっかけは、Revoに入ってきたエージェントでした。
その人はRevoに入る前から不動産キャンプで勉強していました。
Revoでは通常、売買契約を一人でできるようになるまで先輩と複数回経験するルールがあります。
ところが、そのエージェントは2回くらい一緒にやった段階で、かなりできていた。
「もう卒業でいいんじゃない?」となったんです。
後から話を聞いたら、
「実は不動産キャンプで学んでいました」
と言われました。
そこで僕も、「ちゃんと実務につながっているんだ」と興味を持ちました。
不動産キャンプの良さは、知識だけではなく「学ぶ習慣」
僕が不動産キャンプを見ていていいと思うのは、単に動画教材がたくさんあることだけではありません。
学習が習慣になることです。
不動産の仕事を始めると、忙しくなればなるほどインプットをしなくなります。
「今日は案件があるから」
「契約書を作らないといけないから」
「お客様対応があるから」
そうやって勉強が後回しになります。
でも、不動産キャンプでは決まった曜日・時間に学ぶ環境があります。
しかも一人ではなく、他の人たちと一緒にやる。
これが結構大きいと思っています。
僕自身、「オンラインなんだから録画だけあればいいんじゃないか」と思っていました。
でも実際に見ていると、ライブで集まることにも意味がある。
結局、人間は環境がないとなかなか続かないんですよね。
経営者が40人分の質問に全部答えるのは無理がある
Revo所属のエージェントも複数名、不動産キャンプで学んでいます。
めちゃくちゃ質問しているエージェントもいます(笑)。
でも、それでいいと思っています。
僕が40人全員の細かい実務質問に毎回答えていたら、経営者の仕事ができなくなります。
実際、僕も「教育専任の経験者を社員として雇えないかな」と考えたことがあります。
でも難しいんですよ。
売買実務に詳しくて、人に教えるのも上手くて、人間的にも合って、それを教育専門でやってくれる人。
そんな人、なかなかいません。
教えられるくらい能力がある人なら、自分で営業して稼ぐこともできます。
だから外部に教育専門のサービスがあるというのは、経営者からするとかなり助かります。
自社研修だけですべてを作るのは現実的ではない
Revoでも研修コンテンツは作っています。
僕自身、集客や目標設定、不動産投資など、自分の得意な分野については研修します。
ただ、不動産実務の細かいところまですべて自社で体系化するとなると、正直無理があります。
僕は教育だけをやっているわけではありません。
会社を経営して、採用して、マーケティングして、エージェントの相談にも乗る。
その中で、不動産実務について何十本、何百本と体系的なコンテンツを作って、常に更新し続ける。
そこまで全部自分でやろうとしたら、本来やるべき仕事ができなくなります。
僕は、自分たちでやった方がいいことと、専門家に任せた方がいいことは分けた方がいいと思っています。
不動産キャンプ経由で採用にもつながった
不動産キャンプを利用していて、もう一つ面白いのが採用です。
収録時点では、不動産キャンプを通じて4名ほど面談し、そのうち2名がRevoに入る予定になっていました。
これは僕の中ではかなりいい数字です。
不動産会社の採用って、本当に簡単ではありません。
僕もいろんな場所に顔を出して、「誰か来てくれないかな」とやっています(笑)。
求人広告にもお金はかかります。
その中で、不動産キャンプにいる方は、すでに宅建を持っていたり、不動産の勉強をしていたりする人が多い。
「せっかく勉強したから、実際の仕事にしたい」
「でも会社員として働くのは少し違う」
そう考えている人に、Revoのエージェントという働き方はかなり相性がいいと感じています。
不動産キャンプで学ぶ。
Revoで実務をする。
そこで経験を積んで、お客様に貢献して売上を作る。
僕にとっても、エージェント本人にとっても、不動産キャンプにとっても、いい関係が作れるんじゃないかと思っています。
僕が不動産キャンプを導入した一番の理由
僕が白井先生と初めてお会いしたのは、2025年11月でした。
そこから話をする中で感じたのが、「この人たちは教育を片手間でやっていないな」ということです。
これは僕がかなり大事にしているところです。
僕自身も、不動産エージェントという仕事を片手間ではやっていません。
エージェント制度を取り入れている会社は増えましたが、僕から見ると「本業の横でエージェントも募集しています」という会社も少なくありません。
Revoは最初から不動産エージェントに特化してやってきました。
だから、教育に特化して本気でやっている不動産キャンプを見て、「これは相性がいいだろうな」と思いました。
Revo所属エージェントには特別補助も用意しています
今回の取り組みを通じて、Revoでは所属エージェントが不動産キャンプを利用する際の特別補助も用意しています。
Revoだけですべての教育を抱えるのではなく、Revoの実際の案件・先輩エージェントとの実務経験と、不動産キャンプの体系的な学習環境を組み合わせていく。
僕はこの方が、未経験からスタートする人にとっても成長しやすいと思っています。
補助の詳細については、Revoまでお問い合わせください。
不動産キャンプについてはこちらからご確認いただけます。
エージェント制度を作るなら、制度より運営の方が大事
今回の対談で一番伝えたかったのは、不動産エージェント制度は「業務委託契約を作れば完成」ではないということです。
どういう人を迎えるのか。
最初に何を伝えるのか。
どうやって教育するのか。
孤立しない環境をどう作るのか。
会社とエージェントがお互いにどう付き合っていくのか。
Revoも7年間やってきましたが、今でも試行錯誤しています。
北九州にわざわざオフィスを出したのも、教育を外部と組み合わせるようになったのも、最初から全部分かっていたわけではありません。
やってみて、失敗して、「ここは変えないといけない」と思ったから変えてきました。
これからエージェント制度を導入したい不動産会社の経営者の方には、今回の白井先生との対談を見ていただければと思います。
不動産エージェント制度について分からないことがあれば、僕で答えられることならお話しします。
そして、Revoで不動産エージェントとして働くことに興味がある方は、エージェント採用LINEからお問い合わせください。
