CURATION
2026/10/03
宅建に3回連続で落ちた僕が、4回目に45点で合格した勉強法
こんにちは。Revo代表の安川亮介です。
2026年の宅建試験まで、いよいよ残りわずかです。
僕自身、宅建には3回連続で落ちています。しかも3回とも1点差。4回目でようやく45点を取って合格しました。
だから、今この時期に「もう間に合わないかも」「今年も落ちるかもしれない」と不安になっている人の気持ちは、かなり分かります。
ここから一番大事なのは、10月に入って宅建試験へどれだけ時間を使えるかです。
勉強方法を探し続ける時期ではありません。ここからは、やることを絞って、とにかくやり切る時期です。
僕は宅建に3回連続で落ちています
最初に言っておくと、僕はもともと勉強が得意な人間ではありません。最終学歴も専門学校卒で、東京アナウンス学院のお笑いタレント科です(笑)。
1回目は独学で勉強して、1点差で不合格。2回目は不動産会社に入って、会社のお金で宅建の学校にも通わせてもらいました。それでも1点差で落ちました。
3回目も「前年も1点差だったし、今年こそいけるだろう」と思っていたのですが、また1点差で不合格。
しかもその年は、宅建業法が20点満点だったのに、民法が0点でした(笑)。
3年連続、全部1点差です。
4回目は「もう落ちれない」と勉強方法を全部変えた
僕はもともと、不動産会社で4年間経験を積んだら起業すると決めていました。
だから4回目の宅建試験は、本当に落ちるわけにはいきませんでした。当時は登録講習修了者として5問免除を受けていましたが、その期間も最後でした。
「もう次はない。どうしたら、運ではなく確実に受かるところまで持っていけるのか」
そこで、それまでの勉強方法を全部見直しました。
学校、いろいろな参考書、YouTube。今までいろいろなものに手を出していましたが、4回目は逆に全部やめました。
やることを、とにかくシンプルにしました。
僕が45点を取った勉強法は「過去問→テキスト」だけ
4回目に中心として使ったのが、『らくらく宅建塾』シリーズの基本テキストと過去問でした。
やったことは本当に単純です。
- 過去問を解く
- 間違えた問題を確認する
- 分からなかったところだけ基本テキストに戻る
- また過去問を解く
これをずっと繰り返しました。
「過去問だけやればいい」と言うこともありますが、正確には過去問を解いて、分からないところだけテキストへ戻るというやり方です。
そして僕は、この過去問集を本当に20周しました。
過去問の「点数」は直前期ほど気にしなくていい
過去問を何度もやっていると、当然点数は上がります。でも僕は、過去問の平均点をあまり気にする必要はないと思っています。
なぜなら、一度解いた問題だからです。
「過去問で45点取れたから、本番も45点取れる」と考えるのではなく、過去問は一問一問、もっと言えば一文一文を全部やっつけるために使うものだと思っています。
「なぜこれは○なのか」「なぜこれは×なのか」を説明できるところまでやる。
同じ問題を繰り返していると、「問題を覚えてしまって意味がない」と思うかもしれません。でも、何度も繰り返していると出題のパターンが見えてきます。
僕の場合、最終的には問題を見た瞬間に、基本テキストに載っていたページや図が頭の中に浮かぶようになりました。
そこまで繰り返したから、本番前には「今年は絶対受かる」と思える状態になっていました。
自分の現在地を知りたいなら、過去問ではなく模試
過去問は知識を固めるために使う。では、「自分が今どのくらいの位置にいるのか」をどう確認するのか。
僕なら模試を使います。
ただし、模試を何回も受けまくる必要はないと思っています。模試の目的は、現在地を知ること、苦手分野を見つけること、そして本番と同じ時間で問題を解く練習をすることです。
模試の結果を見て、「あと宅建業法で3点上げたい」「法令上の制限が弱い」と分かれば、残りの日数でそこを潰していけばいい。
逆に、この直前期で模試が20点台前半だったら、かなり厳しいとは思います。
僕ならちょっと厳しく、「今年はおとなしく仕事しましょう(笑)」と言うかもしれません。
それくらいの点数の場合は、直前期のテクニックではなく、そもそもの勉強量が足りていない可能性が高いからです。
直前期に新しいことを始めない
試験まで残りわずかになって、不安になると新しいことをやりたくなります。
「この参考書の方がいいらしい」「このYouTubeが分かりやすい」「この予想問題が当たるらしい」。こういう情報が急に気になってきます。
でも、僕はこの時期に新しいテキストを買ったり、新しい教材へ次々と手を出したりするのはおすすめしません。
僕自身、3回落ちたときはいろいろな教材に手を出していました。45点で受かった4回目は、逆にやるものを絞りました。
直前期は、知識を広げる時期ではなく、今までやってきた範囲を落とさない状態にする時期です。
あと2週間なら、どれだけ宅建に時間を使えるか
僕や、Revoで宅建に合格したエージェントを見ていて、一つ共通していると思うことがあります。
10月に入ってから、どれだけ宅建試験に時間を使ったか。
ここはかなり大きいと思っています。
仕事、家事、娯楽、運動、食事、家族との時間など、普段の生活にはいろいろなものがあります。
もちろん仕事や家庭など、削れないものもあります。でも、この残り数週間だけは優先順位を変える。
飲み会を断る。遊びの予定を入れない。SNSをダラダラ見ない。テレビを見ない。移動時間も使う。食事をしながらでも問題を見る。
僕が言う「追い込む」とは、そういうことです。
体調を崩して本番を受けられなくなったら意味がないので、睡眠まで無理に削ることを勧めるつもりはありません。ただ、この2週間だけは「時間があったら勉強する」ではなく、「勉強を先に入れて、残った時間で他のことをする」くらいでいいと思っています。
どうしても覚えられないものは、無理やり覚える
何度やっても覚えられないものってあります。
僕の場合、そういうものはもう理屈だけで理解しようとするのを諦めて、自分でオリジナルの語呂合わせを作っていました。
他の人が聞いても意味が分からない、自分だけ分かればいい語呂合わせです。
そして本番でも、「これ試験中に忘れそうだな」というものは、試験がスタートしたら最初に問題用紙の余白へ書いていました。
覚え方に格好よさはいりません。
本番で1点取れればいいんです。
法改正だけは直前期に確認した方がいい
僕が45点で合格した年にも、一つ大きな失敗がありました。
余計な情報を入れないように、インターネットをほぼ遮断して勉強していた結果、法改正の確認が抜けていました。
その年は法改正に関する問題をいくつか落としました。
2026年度の宅建試験では、2026年4月1日時点で施行されている法令が出題の根拠となります。
過去問をどれだけやっても、その後に変わった内容は当然過去問には出てきません。
だから、直前期に今年度の法改正を一度まとめて確認しておいた方がいいです。
ただし、ここでも新しいことを何十時間も勉強する必要はないと思っています。最後に一度整理して、「今年変わったところはこれ」と頭に入れるくらいでいいです。
宅建を取る一番のメリットは「もう宅建の勉強をしなくていいこと」
不動産営業や不動産エージェントは、宅建を持っていなくても始めること自体はできます。
それでも僕は、不動産を長く仕事にするなら宅建を取った方がいいと思っています。
知識がつく。信用にもなる。宅建士にしかできない業務もあります。
でも僕が宅建を取る一番のメリットは何かと聞かれたら、もっとシンプルです。
もう二度と、宅建の勉強をしなくていい。
これ、受験生ならみんなうなずいてくれると思います(笑)。
僕は3回落ちたので、4年間宅建の勉強をしました。
また来年、春や夏から同じ勉強を始めるくらいなら、今年ここで終わらせた方がいい。
来年もう一度猛勉強しないためにも、今年受かりましょう。
残り2週間、やることはシンプルです
直前期になると、不安になります。
でも、ここから新しい必勝法を探しても仕方ありません。
僕ならやることはこれだけです。
- 過去問をひたすら解く
- 間違えたら基本テキストへ戻る
- 模試で苦手分野を確認する
- 新しい教材には手を出さない
- 今年度の法改正だけ最後に確認する
そして一番大事なのは、残りの日数を宅建に使うことです。
僕は3回落ちました。
だから「1回落ちたから向いていない」「自分は頭が悪いから無理」という話ではないと思っています。
僕みたいに専門学校のお笑いタレント科を出た人間でも、最後は45点を取って合格しました。
あと少しです。
来年また同じ勉強をしなくていいように、ここから追い込みましょう。
