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不動産を借りる 安川 亮介

2026/09/14

福岡の賃貸は内覧前に決まる?人気物件を逃さない部屋探しのコツ

福岡で賃貸のお部屋探しをしているお客様に、僕が最初にお伝えすることがあります。

それは、「人気の物件は、内覧できるようになる前に決まることがあります」ということです。

もちろん、僕も部屋は見られるなら絶対に見た方がいいと思っています。写真だけでは分からないこともありますし、実際の広さや日当たり、周辺の音、窓からの景色などは現地で確認するのが一番です。

ただ、福岡市内で人気の条件を狙う場合、「内覧できるようになったら考えよう」と待っていると、その前にほかの方から申し込みが入って募集終了になることがあります。特に最近の賃貸は動きがかなり早くなっています。

なぜ、まだ人が住んでいるのに次の募集が始まるのか

今賃貸に住んでいる方も、退去するときには管理会社へ事前に解約の連絡をすると思います。契約内容によりますが、退去の1ヶ月前など、一定期間前までに解約通知をする物件が多いです。

管理会社からすると、その時点で「この部屋は○月○日に退去予定」ということが分かります。そこで、実際に部屋が空くのを待たずに次の入居者募集を始めます。

管理会社が募集情報を出して、不動産仲介会社がSUUMOやアットホームなどへ掲載する。そうすると、まだ前の入居者が住んでいる段階から、次のお客様がその物件を見始めることになります。

「内覧できるようになったら連絡してください」では間に合わないことがある

お客様からよく言われるのが、「まだ中を見られないなら、内覧できるようになったら連絡してください」という言葉です。

もちろん、その時点まで残っていれば内覧できます。ただ、人気物件の場合は、内覧できる状態になる前に申し込みが入ることがあります。

例えば、今住んでいる方が1ヶ月後に退去するとします。管理会社はその退去予定を把握した時点から募集を始めるので、実際に部屋が空くまでの約1ヶ月間、すでに次の入居者を探しているわけです。

駅に近い、築浅、家賃も適正、間取りも人気。こういう条件がそろっていれば、その間に誰かが申し込んでも不思議ではありません。

退去したら、次の日からすぐ内覧できるわけでもない

もう一つ知っておいてほしいのが、前の入居者が退去したからといって、翌日から必ず内覧できるわけではないということです。

退去した後には室内の確認があり、必要に応じてクリーニングやクロスの張り替え、設備の修理などの原状回復工事を行います。

物件の状態や工事内容にもよりますが、退去してから実際に原状回復が終わり、きれいな状態で内覧できるまで2〜3週間前後かかるケースもあります。

つまり、「退去するまで1ヶ月待つ。その後、原状回復が終わるまでさらに待つ」としていると、その間ずっと募集されていることになります。

これが、人気物件では内覧できるようになる前に決まりやすい理由の一つです。

特にコロナ以降、賃貸の申し込みはかなり早くなった

僕の感覚では、特にコロナ以降は賃貸の動きがかなり早くなりました。

以前よりオンラインで物件情報を確認しやすくなり、写真や動画、360度パノラマなど、現地へ行かなくても判断できる材料が増えています。申し込み手続きについても、オンラインで進められるケースが増えました。

その結果、「現地へ行って、何件も内覧して、それから申し込む」という探し方だけではなく、募集が出た段階で写真や過去の情報を確認し、早く判断する方も増えています。

なので、特に福岡市内の人気物件を狙う場合は、昔よりスピード感を持って探す必要があると思っています。

人気物件は「チケット」と少し似ている

お客様へ説明するとき、僕は人気ライブやスポーツのチケットに例えることがあります。

ものすごく人気のあるライブで、「当日会場へ行って、席を一回見せてもらってから買おうかな」という買い方はなかなかできませんよね。

人気があるものは、販売が始まった時点で欲しい人が動きます。

賃貸物件もまったく同じではありませんが、人気物件については近い部分があります。条件のいい部屋が募集に出ると、同じ物件を探している人が一斉に見ます。

だから「中を見られるまで待とう」としている間に、ほかの方が先に申し込むことがあります。

だからといって「とりあえず申し込む」はやめた方がいい

ここはかなり大事です。

「人気物件は早く決まるなら、とりあえず申し込んで押さえておけばいいんですよね?」と思うかもしれませんが、僕はおすすめしません。

賃貸に「とりあえず仮で申し込んでおく」という感覚は持たない方がいいです。

申し込みをすると、管理会社やオーナーは入居審査を進めます。その間、ほかのお客様への案内や募集にも影響します。

申し込んだ後に「やっぱり別の物件にします」と簡単にキャンセルを繰り返せば、管理会社とのトラブルにもなりかねません。

申し込みは「この部屋に住みたい」と決めてから
人気物件だからといって、押さえる目的だけで申し込むのではなく、自分の中で「ここに住む」と決めてから申し込みをしましょう。

内覧できない物件は、できるだけ情報を集めて判断する

とはいえ、「部屋を一度も見ずに決めるのは怖い」という感覚は当然です。僕も、見られるのであれば見てもらった方がいいと思っています。

なので、まだ入居中で内覧できない場合は、できるだけ判断材料を集めます。

  • 現在の募集写真
  • 間取り図
  • 過去に撮影された室内写真
  • 360度パノラマ画像
  • 同じ建物の別部屋

特に同じ建物の別部屋や過去の募集写真が残っていれば、室内の雰囲気や設備をかなりイメージできます。

もちろん、実際の日当たり、眺望、音、室内の細かな状態などは部屋ごとに違います。分からないところは分からないままなので、その部分も含めて申し込めるかどうかを考えます。写真の撮影時期や、掲載写真が今回募集の部屋そのものかも確認しておきたいところです。

シリーズ物件なら、過去の部屋からイメージできることもある

福岡では、同じシリーズ名で複数のマンションやアパートが建てられていることがあります。

もちろん建物や部屋によって違いはありますが、同じシリーズなら内装や設備、デザインなどに共通点がある場合があります。

僕はお客様へ説明するとき、iPhoneなどの商品に例えることがあります。同じシリーズを何度も見たことがあれば、新しいモデルでも「だいたいこういう感じだろう」というイメージができますよね。

賃貸も、僕たちが同じシリーズの物件を何度も見ていれば、「このシリーズなら室内はこういう雰囲気です」とお伝えできることがあります。

実際の部屋を見られない場合でも、こういう情報を使って判断材料を増やすことはできます。

契約が終わった後でも、入居前に見られるなら一度見に行く

内覧せずに申し込み、そのまま契約まで進んだ場合でも、そこで終わりではありません。

前の入居者が退去して原状回復が終わり、管理会社から内覧できると言われたら、鍵の引き渡しや実際の入居までに、一度室内を見に行くことをおすすめします。

契約した後なので、「見て気に入らなかったから簡単にやめる」という話ではありません。

家具をどこに置くのか、冷蔵庫や洗濯機のサイズは入るのか、カーテンのサイズはどのくらいなのか、コンセントはどこにあるのか。実際に生活するための確認ができます。車を持っている方は、駐車場の空きと車が停められるかも部屋と併せて確認してください。

引っ越し当日に初めて中を見るより、事前に一度確認できた方が準備もしやすいです。

部屋探しは入居希望日の2〜3ヶ月前から始める

こういう賃貸市場の動きを考えると、僕は入居したい日の2〜3ヶ月前くらいから部屋探しを始めるのがおすすめです。

ただし、2〜3ヶ月前から今空いている物件だけを探すという意味ではありません。

最初は相場を見る。どのエリアなら家賃はいくらくらいなのか。自分が求めている条件だと、どんな物件が出てくるのか。マンションがいいのか、アパートでもいいのか。

こういうことを先に整理しておきます。

そして入居希望日が近づいてくると、退去予定の新着物件が出てきます。

例えば1ヶ月後に退去する部屋なら、その1ヶ月前くらいから募集情報が出始めることがあります。

そのときに初めて部屋探しを始めるのではなく、2〜3ヶ月前から相場や条件を見ておけば、新着物件が出た瞬間に「これは自分に合う」「これは違う」と判断しやすくなります。

早く探す目的は「早く契約するため」ではない

2〜3ヶ月前から探した方がいいと言うと、「そんなに早く申し込まないといけないんですか?」と思うかもしれません。

そういう意味ではありません。

早く始める一番の目的は、自分の相場観を作ることです。

何件も物件を見ていると、「この駅でこの広さならだいたいこのくらい」「この設備が付くと家賃が上がる」「この築年数ならこのくらい」という感覚が少しずつ分かってきます。

その状態になっていれば、本当に条件のいい物件が出たときに判断が早くなります。家賃だけでなく入居時の支払いも比較したい方は、賃貸の初期費用と月額を含めた比べ方も参考にしてください。

逆に、部屋探し初日にいい物件を見せられても、それが本当にいいのか比較材料がないので判断できません。

福岡の繁忙期は「急ぐ」のではなく「判断できる状態にしておく」

特に1〜3月の福岡の賃貸市場はかなり動きが早いです。

だからといって、焦って何でも申し込めばいいわけではありません。

僕が大事だと思うのは、早く申し込むことではなく、いい物件が出たときに早く判断できる状態にしておくことです。

希望するエリア、家賃、広さ、築年数、絶対に必要な設備。何を優先して、何なら妥協できるのか。

ここが決まっていれば、内覧できない物件が出ても、「この条件なら住みたい」と自分で判断できます。

「内覧できないから諦める」でも「とりあえず申し込む」でもない

部屋は見られるなら見た方がいいです。これは僕も変わりません。

ただ、福岡市内で人気条件の賃貸を探す場合、内覧できるようになるまで何もしないという探し方では、候補を逃してしまうことがあります。

だから、まだ入居中なら写真や過去の情報、同じ建物の別部屋などを見て判断する。そして「ここに住みたい」と決まったら申し込む。

見られないから諦める必要もないし、人気だからとりあえず申し込む必要もありません。

大切なのは、物件が出る前から自分の条件を整理して、いい物件が出たときに自分で判断できるようにしておくことです。

Revoでは、まだ入居中で内覧できない物件についても、過去の募集情報や類似物件などを確認しながら、できる限り判断材料をお伝えします。「2〜3ヶ月後に福岡へ引っ越したい」という段階からでもご相談ください。

福岡で賃貸物件をお探しの方へ
入居予定日の2〜3ヶ月前からでもご相談いただけます。まずは希望エリアや家賃、条件を整理するところから一緒に始めましょう。

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※退去予告期間、募集開始時期、原状回復期間、内覧可能時期、申し込み後の取扱いなどは物件・貸主・管理会社・契約内容によって異なります。実際のお申し込み前に条件をご確認ください。

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