CURATION

  • HOME
  • CURATION
  • 駅から遠い家はやめた方がいい?駅徒歩より先に確かめたい毎日の暮らし
BLOG 不動産ガイド 不動産を買う 安川 亮介

2026/10/13

駅から遠い家はやめた方がいい?駅徒歩より先に確かめたい毎日の暮らし

こんにちは。Revo代表の安川亮介です。「駅から遠い家は、やめた方がいいですか?」と考えるとき、まず確かめたいのは、そもそも自分がどのくらい駅を使うのかです。

もちろん、将来の売却や資産価値も気になります。ただ、毎日電車に乗る人と、車で通勤も買い物もする人では、駅までの距離が暮らしに与える影響は違います。駅徒歩の数字だけで候補から外す前に、その家で過ごす一日を具体的に考えてみてください。

1.駅を使うのは、誰が、週に何回ですか?

家族の中で誰が駅を使うのか、いつ使うのかを書いてみます。通勤で毎日使うのか、休日の外出だけなのか。今は車で通っていても、進学や転職など、生活が変わる予定があるかも確認します。

僕は、駅から少し離れていることが、そのまま暮らしにくさにつながるとは思っていません。歩くのが苦にならない人なら、駅までの移動を日常の活動量を増やす機会にする考え方もあります。ただし、無理なく歩ける距離や体調は人それぞれで、駅遠の家を選べば健康になるという話ではありません。

反対に、毎日駅を使い、帰りが遅い人なら、徒歩の負担を軽く見ない方がいいです。帰宅後の用事まで含めて、その移動を続けられるか。休日の元気なときに一度歩けたことと、毎日の暮らしに合うことは分けて確かめます。

2.駅徒歩より、玄関から目的地までを比べる

通勤を比べるなら、家の玄関を出てから職場に着くまでの時間を見ます。駅まで歩く時間に加えて、駅の入口からホームまで、電車の待ち時間、乗り換え、降りた後の移動もあります。駅に近くても乗り換えが多ければ、別の候補の方が通勤しやすいこともあります。

広告の徒歩時間は、道路距離80メートルを1分として、端数を切り上げて表示するものです。信号や踏切の待ち時間、坂道や階段による負担までは反映されません。首都圏不動産公正取引協議会の説明も参考に、実際の経路を確かめてください。

できれば、普段の出勤・帰宅に近い時間帯に確認します。バスなら、停留所までの経路、必要な時間帯の便数、最終便、休日のダイヤまで見る。自転車を使うなら、駅の駐輪場に空きがあるか、利用条件や料金はどうかも調べます。

時刻表や交通サービスは変わることがあるので、運行会社や施設の最新案内で確認しましょう。「駅まで自転車ならすぐ」という一言でも、駐輪してホームに着くまでを含めると印象が変わることがあります。

3.車中心なら、駅距離より駐車と日々の用事を見る

車を2台持ち、それぞれ車で通勤する暮らしなら、駅から遠いことが大きな問題にならない場合もあります。むしろ、必要な台数を無理なく止められるか、出し入れしやすいかをよく見たいです。駅に近いという理由だけで、日々使う車を扱いにくくしてしまっては困ります。

「駐車2台可」と書いてあっても、自分たちの車が入るか、片方を動かさないともう片方が出せない配置かで使い勝手は違います。前面道路の幅や出入り、荷物を持って玄関まで行く経路も確認します。車種や車の使う時間が違えば、同じ駐車場でも評価は変わります。

通勤だけでなく、買い物、通学、送迎、通院などの目的地も地図に置いてみてください。一人が毎回送迎できる前提にせず、誰が何時に動くのかまで考えます。物件価格を抑えられても、車を増やす必要があるなら、購入費や維持費を含めた負担で比べる必要があります。

戸建てとマンションで迷っている方は、戸建てとマンションの比較記事も参考にしてください。ここでは建物の種類を先に決めず、実際の移動と駐車が成り立つかを確認していきます。

4.候補の家で、自分たちの平日を再現してみる

便利かどうかを比べるときは、候補ごとに同じ場面を並べると分かりやすいです。以下の表は、駅近・駅遠の優劣を決めるものではありません。自分たちが本当に使う経路や費用を書き込むための比較メモです。

比べる場面候補A・候補Bでそれぞれ確かめること
朝の通勤・通学玄関から目的地までの時間、確認した曜日と時間帯
買い物・送迎寄り道の経路、誰が動くか、荷物を持った移動
車・自転車台数、駐車・駐輪の使いやすさ、空きと利用条件
月々の交通費運賃、駐車場代、車の維持費など。通う日数も記録
普段の手段を使えない日雨天や運転できないときの代替手段、その時間と費用

同じ「徒歩15分」でも、平らな道を歩くのか、坂が続くのかで負担は変わります。荷物が多い日や暑い日も想像してみると、晴れた日の内覧だけでは気づかなかった確認点が出てきます。実測した条件と、まだ確かめていない想定を分けてメモしておきましょう。

5.夜の環境と、運転できなくなる可能性も確かめる

駅の近くには、時間帯によって人や車の音が気になる場所もあります。ただ、駅近なら必ず騒がしい、駅から離れれば静か、とは言えません。幹線道路や周辺施設との位置関係、窓を開けたときの音などを、物件ごとに確認します。

帰り道の明るさ、歩道、交通量も見たいところです。安全に確認できる時間や方法を選び、大雨など危険な状況で試しに歩く必要はありません。災害リスクは自治体のハザードマップなどで調べ、避難場所と、そこへ向かう経路も確認してください。調べ方は国土交通省の街選びの解説にまとまっています。

そして、車中心で問題なく暮らせるとしても、将来も同じように運転するかは一度考えておきます。運転をやめた場合、買い物や通院へどう行くか。現在のバスが将来も同じ便数で走ると決めつけず、歩いて行ける施設や別の移動手段も含めて考えることです。

6.資産価値も見たうえで、自分の暮らしに合うか決める

将来売る可能性があるなら、自分たちの暮らしやすさに加えて、周辺の取引状況も確認します。自分は駅を使わなくても、次に買う人が同じとは限りません。似た立地、広さ、建物の状態の物件がどう動いているかを、担当者と比べておきたいです。

ただし、駅距離だけで将来の価格や売れるまでの期間を決めることはできません。今の生活に合うか、交通費を含めて無理がないか、生活が変わったときに対応できるか。その確認をしたうえで、価格や広さの魅力と並べて判断します。

駅からの距離で迷っている方は、売買相談用LINEからご相談ください。「車中心の生活だけど、駅から遠くて迷っている」など、気になっていることから教えていただければ大丈夫です。

LINEで家の場所・生活動線を相談する

参考資料の確認日:2026年10月9日。交通機関や駐車・駐輪施設の利用条件は、検討時点の最新情報で確認してください。

不動産エージェントにご興味ある方はこちらから説明会を予約

     
   

コメントは受け付けていません。

LINEで相談 個別面談 オンライン説明会